岡山トレンドウォッチャー

『しっかり』読んだり、『サラッと』読んだり、1ヶ月間に手に取る本は14.17冊。

 「活字離れ」「書籍離れ」といわれ久しいが、その実態はどうなっているのだろうか。
 本や雑誌を「買って読む」人は95.0%、「買わずに読む場合もある」と回答した人が76.4%という結果となった。買わずに読む場合とは、「図書館で借りる」44.3%、「立読みする人」36.1%などである。
 購入したり借りたりなど、1ヶ月間に『しっかり読む』冊数は、書籍系3.02冊、雑誌系2.26冊。店や職場で読んだり立読みなど、1ヶ月間に『サラッと読む』冊数は、書籍系2.21冊、雑誌系3.04冊。これらに、マンガやネット小説といったジャンルも合わせると、1ヶ月間に手に取る本は平均14.17冊。
 最も『しっかり』読まれているジャンルは、書籍系では「文庫本」1.05冊、雑誌系では「記事を読む雑誌」1.43冊、マンガやネット系では「マンガ雑誌、マンガ単行本」1.86冊。『サラッと』読まれているジャンルは雑誌系が多いが、マンガ雑誌は含まれていない。マンガは『しっかり』読まれる傾向にある。
 活字に触れる人々がいる一方で、「買ってもいないし、読んでもいない」という『未接触者』もいる。1ヶ月間に"書籍関連に全く触れなかった"人は約2人に1人、"雑誌関連に全く触れなかった"人は約3人に1人いた。
 ネットユーザーはネット上のニュース記事をよく読むが、最もよく読むニュースジャンルをたずねたところ、「芸能」66.7%、「トピックス」58.8%、「社会」58.1%、の3ジャンルに回答が集中した。
 "新聞(紙)はとっていないがニュースはネットで見ている"という人が増えた昨今、情報の取捨選択が自ら可能になると、収集する情報内容は専門化すると同時に偏向し、情報量の格差も大きくなっていくだろう。

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