岡山トレンドウォッチャー

12月の消費意向としては異例の低さ。デフレ宣言、低額ボーナスで、生活防衛意識は一層高まり、生活者の景況感は急激に悪化。

岡山生活者意識調査:前月から1.0ポイント減少、12月の岡山県民の消費意向得点は52.7ポイント

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第8回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から1.0ポイント減少し、52.7ポイントとなりました。これは、調査開始以来2番目に低い数値で、年間で最も消費活動が活発になる12月としては異例の結果です。中でも、40代は落ち込みが激しく、46.0ポイントという最低値を記録しました。
 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」1.1%(前月比1.6%減)、「やや良くなる」14.6%(前月比12.7%減)、「変化はない」33.0%(前月比10.3%減)、「やや悪くなる」37.8%(前月比17.5%増)、「悪くなる」13.5%(前月比7.1%増)で、マイナス回答が急激に増加しました。
 『今後の世帯収入』については、「減ってくる+やや減ってくる」が前月より8.2ポイント増の62.2%に上り、調査開始以降最高の割合となっています。それに呼応して、『消費(家計)支出の引き締め状況』は更にきつくなりました。
 暮らしの注力度を見てみると、「食費・外食」の微増などに、かろうじて12月らしさが感じられますが、「家族との生活」や「人づきあい」は伸びておらず、「人づきあい」などはむしろ減少傾向にあります。
 『政治への満足度』は、「満足している+やや満足している」が21.7%(前月比1.3%減)、「どちらともいえない」が25.9%(前月比13.1%減)、「不満である+やや不満である」が52.4%(前月比14.4%増)という結果となりました。「どちらともいえない」と回答していた人たちの一部が、不満側へ傾いた状況です。
 今回の結果には、不況の影響がこれまでになくはっきりと表れました。また一方で、少しずつ変化を続けてきた現在の『消費者行動』は、従来の『消費者行動』には符号しない、ということも示されたのではないでしょうか。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

消費意向は30代を除く全ての年代で増加したものの、30代のみが大きく減少。収入に期待ができず、家計支出は更に強く引き締め。

岡山生活者意識調査:前月から0.2ポイント減少、11月の岡山県民の消費意向得点は53.7ポイント

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第7回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から0.2ポイント減少し、53.7ポイントとなりました。30代を除く全ての年代で消費意向が増加しましたが、30代が大きく減少したため、全体では前月比横這いとなりました。
 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.7%(前月比1.6%減)、「やや良くなる」27.3%(前月比12.6%減)、「変化はない」43.3%(前月比9.8%増)、「やや悪くなる」20.3%(前月比2.7%増)、「悪くなる」6.4%(前月比1.6%増)と、マイナス回答が4ヶ月連続して増加しています。
 景況感の悪さは『今後の世帯収入』『消費(家計)支出の引き締め状況』にも影響しています。『今後の世帯収入』については、「減ってくる」「やや減ってくる」のマイナス回答が5ヶ月連続して減少していましたが、今回増加に転じ、収入に対する不安感が高まりました。『消費(家計)支出の引き締め状況』も、調査開始以降、僅かずつながら和らいできていましたが、ここへきて再び引き締めが強くなりました。
 収入への不安から、生活力点にも影響がみられ、「仕事」「趣味・遊び」「大きな値の張る耐久消費財」「貯蓄」の4項目においては、「注力しない」「やや注力を控えたい」と回答した人が、調査開始以来最も多い結果となりました。趣味や貯蓄に回す余裕はなく、仕事への関心が薄れてきている様子がうかがえます。
 『政治への満足度』は、「満足している」「やや満足している」が23.0%(前月比1.2%増)、「どちらともいえない」が39.0%(前月比3.6%減)、「不満である」「やや不満である」が38.0%(前月比2.4%増)という結果となりました。前月「どちらともいえない」と回答していた人たちが、少しずつ答えを出し始めています。
 身近な経済に対しての不安感が拭えないため、消費への関心は上向きませんが、自身が住んでいる「地域」や、「暮らしの総合的な満足度」は依然高い状態が続いています。岡山の生活者にとって、満足度に占める「経済」の割合は、さほど大きくないようです。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

岡山県生活者意識動向調査21年上半期の総括

景気の上昇に対する期待感は高く、
今後の世帯収入が僅かに増加傾向にあるものの、
雇用情勢に対する危機感は増し、家計の引き締め感も強く、
個人消費の伸びは、直近では大きく見込めない。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』は第6回目を迎え、時系列で岡山県民の意識の推移を俯瞰するに資するものになりつつあります。ここに21年上半期の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

岡山県生活者意識動向調査21年上半期の総括概要
  • 世帯収入は僅かに増加傾向にあるものの、雇用への不安もぬぐい去れず、家計の引き締めは強く、個人消費の伸びは直近では見込めない。
  • 健康管理、家族との生活、貯蓄など、生活の注力は内部充実に向けられている。
  • 衆院選後の政治、経済への満足指数が大きく伸びた。政権交代後の経済政策等への期待感が表れている。
  • 岡山の生活者は、治安の満足度、暮している地域の満足度は高く、比較的暮らしやすい地域と感じている。
  • メディアの接触度は既存のマスメディア(テレビ・新聞)が強く、併せてパソコンでのインターネットの利用が中心となっている。

岡山県生活者意識動向調査21年上半期の総括

調査開始以来、政治、経済への満足度が大きく向上。

岡山生活者意識調査:10月の岡山県民の消費意向得点は53.9ポイント

今後の景気見通しも「良くなる」4.3%と3.3ポイント向上。
政権交代による期待感が大きくうかがえるものの、
雇用環境への不安は根強く、景気回復実感は乏しい。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリ サーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』も第6回目を迎え、時系列で岡山県民の 意識の推移を俯瞰するに資するものになりつつあります。ここに第6回目の結果がまとまりましたのでご報告いたし ます。なお弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

(1)消費意向が2カ月ぶりに上昇。

 消費意向得点は前月から1.8ポイント上昇し、53.9ポイントとなりました。7月、8月と2カ月連続で下がっていた消費意向ですが、大きな値の張る耐久消費財への注力ポイントも「注力していきたい+やや注力していきたい」合わせ9.3ポイント増加し、政府エコポイント、エコカー減税・購入補助金等の効果が数値として反映された感があります。

(2)『政治』への満足度が9月調査で大きく上昇。期待感が高まるが、景気回復の実感にはまだ遠い。

 注目すべきは、8月の衆院選後の調査でもあり、『政治』への満足度が大きく上がったことです。調査開始以来5か月間、『政治』に「満足している」人はは0ポイントが続いていましたが、「満足している」3.2%「やや満足している」18.6%と合わせると、2割強の方が満足を感じられる結果となりました。
 それに伴い、『経済』に対しての「不満である+やや不満」は84.4ポイントから63.3ポイントへ大きく下がりました。経済に対しての「満足している」ポイントは依然低いのですが、政権交代を受けた期待感の表れとも取れます。 これは今後の景気見通しの結果にも現れ、「良くなる+やや良くなる」を合わせ、44.2%と4月の調査開始以来最高の高ポイントとなりました。
 しかしながら、雇用不安を「感じていない」という層は5月以降減少し続け、雇用環境の不安はぬぐい去ることはできません。
 世帯収入に於いても、「増えていく」層は1.6ポイントと僅かで、4月以降、「変化はない」という層が増え続け、9月度では半数近くの生活者が収入が伸びないと感じています。物価のデフレを感じてはいますが、岡山県民にとっては、家計の引き締めをさらに続けざるを得ない環境であると感じられます。

(3)徐々に減退する岡山県の生活者の生活注力意欲

 次月の力点ポイントとして高いのは、『家族との生活』、『仕事』、『健康管理』、『貯蓄』ですが、調査開始以来6か月間で見ると徐々にポイントが下がりつつあり、岡山県民の消費意欲の減退感は否めません。ただし、大きな値の張る耐久消費財への力点ポイントが9月度で増加したことに、政府エコポイント、減税・補助金の活用による家電製品、車への購買意欲が見えるとも取れます。

(4)治安に対する満足度は高いが、押し並べて暮らしの総合満足度は若干減少傾向。

 治安に対する満足度は、調査開始以来6か月間毎月高まっており、岡山の魅力の一つとしての生活者も実感していると思われます。気になるのは暮らしの総合満足度。4月の調査開始時には「満足している+やや満足している」42.9%だったのに対し、半年間でで36.1%と6.8%の減少が見られました。雇用不安、収入の増加が見込めない、消費意欲の減退等の総合的な結果として、暮しの満足度の減少に表れています。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

『政治』への満足度がやや増加。消費意向は減退し、調査開始以来の最低ポイントに。

岡山生活者意識調査:前月から2.5ポイント減少、9月の岡山県民の消費意向得点は52.1ポイント

今後の景気見通しは「良くなる」1.0%、「やや良くなる」39.1%で、県民の心理は依然慎重。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第5回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から2.5ポイント減少し、52.1ポイントとなりました。夏の大型消費が終わり、普段の消費意識に戻ったといえるのかもしれません。これまでを振り返ると、ゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休直前に消費意向が高くなる傾向が見られました。新たにシルバーウィークと称されるようになった秋の大型連休が定着すれば、消費機会が増え、秋の消費意向得点も上昇する可能性はあります。ただし、休日が増加しても収入が増えなければ、消費機会は増加ではなく、分散するだけだと考えられます。
 生活者が予測する『今後の景気見通し』は、「良くなる」1.0%(前月比2.1%減)、「やや良くなる」39.1%(前月比3.7%増)、「変化はない」38.5%(前月比5.6%減)、「やや悪くなる」18.2%(前月比3.8%増)、「悪くなる」3.1%(変化なし)で、プラス回答の微増も見られたものの、マイナス回答の増加分を抑えることはできませんでした。8月は衆議院選挙に関連して、国民の生活に直接影響してきそうな政策の話題でメディアは持ちきりでしたので、今回の結果はそれらの情報に多少の影響を受けているかもしれません。
 また、『物価』について、「上がってきている+やや上がってきている」と回答した人が前月から10.3ポイント増加し37.0%となりました。県民が物価の上昇を感じている様子は、調査開始以来初めてのことです。
 注目の『政治』への満足度は(調査期間は衆議院選挙前後)、「満足している」は5ヶ月連続して0.0%を示していますが、「やや満足している」が前月から1.6ポイント増加し4.2%となりました。1桁台前半とはいえ、調査開始以来最も多い割合です。
 一方で、『暮らしの総合満足度』をみてみると、「満足している+やや満足している」が34.9%(前月比7.2%減)で、こちらは調査開始以来最も少ない結果となっています。常に高い満足度を示し、穏やかな上昇傾向も見られていた『暮らしの総合満足度』ですが、この満足度低下の現象は、夏遊びの消費が終了するこの時期特有のものなのか、物価上昇の兆しや政権交代などが影響しているとも考えられる今年だけの現象なのか、大変気になるところです。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

夏の消費意向は一段落。

岡山生活者意識調査:前月から1.2ポイント減少、8月の岡山県民の消費意向得点は54.6ポイント

今後の景気見通しは「良くなる+やや良くなる」と答えた人が38.5%と、調査開始以来はじめて前月に比べダウン。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第4回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から1.2ポイント減少し、54.6ポイントとなりました。夏休み前半では盛り上がりが見られましたが、後半は「節約レジャー」や「自宅でゆっくり過ごす」など、消費のバランスをうまく調整しているのではないでしょうか。
 生活者が予測する『今後の景気見通し』は、「良くなる」3.1%(前月比3.8%減)、「やや良くなる」35.4%(前月比1.9%増)、「変化はない」44.1%(前月比5.2%増)、「やや悪くなる」14.4%(前月比1.4%減)、「悪くなる」3.1%(前月比1.8%減)と、今回初めてプラス回答が減少に転じました。しかし、その減少幅は僅かなもので、またマイナス回答が4ヶ月連続して減少を続けていることから、悲観的な見通しではないと考えられます。 それを裏付けるように、『今後の雇用』や『今後の世帯収入の見通し』は、調査開始以来緩やかに上昇を続けています。
 『政治』への満足度は、小幅な上下を繰り返しています。「満足している」は4ヶ月連続して0.0%を示しているものの、今回は「やや満足している」が前月1.0%から2.6%に微増しました。『経済』『治安』『住んでいる地域』への満足度については上昇傾向で、それらの結果が『暮らしの総合満足度』を引っぱっているように見えます。
 『政治』への満足度だけが『暮らしの総合満足度』と違う動き方をしているため、政治は『暮らしの総合満足度』に影響をほとんど与えていない可能性があると考えられます。これは、岡山県民の特徴なのか、この4ヶ月間だけのことなのか、今後観察していきたいと思います。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

ボーナス支給と夏休みレジャーを前に 消費意向は小幅ながら上昇。今後の景気見通しは明るさを持続中。「良くなる+やや良くなる」と答えた人は40.4%。

岡山生活者意識調査:前月から2.3ポイント増加、7月の岡山県民の消費意向得点は55.8ポイント

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第3回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から2.3ポイント増加し、55.8ポイントとなりました。岡山県内企業・事業所のボーナス支給は7月が最も多く、また、夏休みに向けてのレジャー計画などと相まって、消費意向は小幅ながら上昇しました。
 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」6.9%(前月比2.1%増)、「やや良くなる」33.5%(前月比1.9%減)、「変化はない」38.9%(前月比5.9%増)、「やや悪くなる」15.8%(前月比5.7%減)、「悪くなる」4.9%(前月比0.4%減)と、マイナス回答が3ヶ月連続して減少しており、岡山の生活者の景気見通しは良い方向へ向かっています。

 また、『今後の雇用』『今後の世帯収入』『消費(家計)支出の引き締め状況』のいずれの質問においても、この3ヶ月間を通し、マイナス回答の減少傾向がみられます。これら見通しの良さが安心感を与えているのか、『仕事に対する注力度』では、「注力していきたい」「やや注力していきたい」は毎月減少し、不況の緊張感が和らいできている様子がうかがわれます。
 『政治への満足度』は、「不満である」「やや不満である」が合わせて85.7%に上っています。「満足している」は3ヶ月連続して0.0%を示し、「やや満足している」は前月2.9%から1.0%にまで下がりました。国の各種景気対策に対し一旦は満足度は上がりましたが、衆院選や岡山市長選など、メディアから提供される政治情報が増加している状況下では、政治を見る目が厳しくなっているのでしょう。
 生活者の景気見通しは明るいものの、個人消費の動きは弱いものとなっており、消費への慎重さはまだ 残っています。習慣化された慎重さは別の価値観を生み出しているとも考えられ、慎重さが全く消えることは ないのかもしれません。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

岡山生活者意識調査:5月の岡山県民の消費意向得点は53.5ポイント

消費の高揚感は継続せず。しかし今後の景気については、希望的観測を込めて「良くなる+やや良くなる」と答えた人が40.2%。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第2回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。
 次月の消費意向得点は、4月56.8ポイント→5月53.5ポイントと、3.3ポイント減少しました。『定額給付金』『高速料金値下げ』などで一旦は気持ちが高揚したものの、現在はやや落ち着きはじめたようです。
 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」4.8%(前月比2.0%増)、「やや良くなる」35.4%(前月比3.8%増)、「変化はない」33.0%(前月比2.3%増)、「やや悪くなる」21.5%(前月比2.6%減)、「悪くなる」5.3%(前月比5.5%減)という結果となりました。前月よりも、景気は良くなると見通す人が若干増え、「良くなる」「やや良くなる」と回答した人は合わせて40.2%に上りました。先頃スタートした『エコカー減税』や『エコポイント』などの認知も広がり、国の各種景気対策の効果が期待されていると考えられます。
 岡山県内企業の今夏のボーナス支給額は、他の民間研究機関の調査によると前年比16%減という見込みですが、『今後の世帯収入』が「やや減っていく」「減っていく」と回答した人は合わせて58.3%で、4月調査より3.5ポイント減少しました。また、『消費(家計)支出の引き締め状況』は「やや引き締めている」「引き締めている」が合わせて71.8%で、4月調査より1.8ポイント減少しました。経済実感が低水準で推移する状況下では、今夏のボーナスが家計に与える影響はみられませんでした。
 生活予測や消費意向はほとんど変化せず、景気への期待感だけが先んじて上昇傾向を示す結果となりました。

岡山生活者意識調査はこちらからダウンロード

岡山県民の生活者意識調査をスタート

 岡山市が政令指定都市へと移行しましたこの春、私たち地域のコミュニケーションをサポートする「ビザビグループ」もお陰様で創業75周年を迎えるとともに、新たな組織体制へと移行いたしました。これを機にビザビグループの「情報文化の創造を通じて、社会を豊かに楽しくする」という企業理念の実践のひとつとして、ビザビグループの調査研究部門「岡山情報文化研究所」では『岡山生活者意識調査』を4月より毎月実施し、その推移を継続的に分析することといたしました。ここに4月の調査データが別添のとおりまとまりましたので、ご報告申し上げます。

 この調査は内閣府をはじめ各機関が実施している消費動向調査の岡山版ともいえるもので、岡山の生活者の意識行動を総合的に判断するものと考えます。 私たちビザビグループでは、この調査を通じて、地域生活者が何を求めどのように行動しているのかを把握するとともに、データを基に私たちが地域のために何ができるのかを明確にしていきたいと思います。 今生活者視点での行政、生活者視点でのものづくり、生活者視点でのサービス提供の必要性が叫ばれていますが、そうした活動の一助になればと考えます。

ご挨拶

4月調査結果 - 『定額給付金』『高速料金値下げ』で、不況下での緊張感もややほぐれた模様。今後の景気について「良くなる+やや良くなる」と答えた人は34.4%。

岡山の生活者が描く、理想の都市のイメージは、自然に溢れたのどかさに加え、活気とセンスを期待。

新政令指定都市岡山市の生活者イメージ調査

新しく政令指定都市になった岡山市。
岡山の生活者が描く、現在の岡山市のイメージは?理想の都市のイメージは?
同時に中四国地区での他の政令指定都市広島市とのイメージの比較も行った。

 岡山の生活者は、豊かな自然に囲まれた田園的・庭園的な素朴さを、岡山市のイメージとして自覚しながら同時に、人が集まる、エネルギッシュな活気や、快適で充実した力動感、洗練されたセンスある都市機能を望んでいる。

 豊かな自然、田園・庭園風景に囲まれたのどかさ・素朴さと、そこからくる居心地の良さはそのままに、加えて、活気と楽しさ溢れ、安全を含めた快適で洗練された都市機能の両立が、生活者が期待する理想の政令都市岡山のイメージであると伺える。

調査結果資料はこちらからダウンロード

岡山に来て欲しい店は「H&M」と「クリスピー・クリーム・ドーナツ」

 地域活性化が叫ばれて久しい昨今、岡山でも様々な施策が講じられているが、その核となる「中心市街地」を人々はどのくらい活用しているのだろうか?
 平日の中心市街地の使い方は年代によって違い、また、各年代ともに分散傾向にある。最もよくしていることは、アラハタ(16~25歳)は「夕食をとる」31.7%、アラサー(26~35歳)は「本を買う」21.8%、アラフォー(36~45歳)は「食材や惣菜などを買う」25.9%、アラフィー(46~55歳)は「食材や惣菜などを買う」28.6%などである。
 休日は平日よりも中心市街地を活用している人が多く、よくしていることとして、「洋服や靴、アクセサリー等を買う」58.7%、「昼食をとる」47.2%に回答が若干集中している。どの年代でもこの2項目が上位である。
 中心市街地を『仕事、学校などの関係』で「よく歩く」「まぁまぁ歩く」人は20.0%、『プライベート』で「よく歩く」「まぁまぁ歩く」人は46.6%という結果で、街の景観のひとつとなる「歩く人」は多いとは言い難い。
 平日に最もよくしているという「本を買う」22.8%について、立ち寄り書店をたずねた。店舗数の多い「TSUTAYA」47.7%と「宮脇書店」46.6%の2書店に回答が集中し、次いで「紀伊國屋」26.6%、「喜久屋書店」22.0%、「丸善」21.2%が続いた。
 アンケートの最後に"東京・大阪などにあって岡山に来て欲しい店"をひとつだけ挙げてもらったところ、ファッション系では「H&M」、グルメ系では「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が大差でトップとなった。
 個人の価値観の多様化に基づき、生活時間の使い方もさまざまに変化している。その変化や多様性を最も受け入れることができ、最も対応能力に優れているのが中心市街地であり、人々が中心市街地に望む姿ではないだろうか。

調査結果資料はこちらからダウンロード