岡山トレンドウォッチャー

『政治』への満足度がやや増加。消費意向は減退し、調査開始以来の最低ポイントに。

岡山生活者意識調査:前月から2.5ポイント減少、9月の岡山県民の消費意向得点は52.1ポイント

今後の景気見通しは「良くなる」1.0%、「やや良くなる」39.1%で、県民の心理は依然慎重。

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第5回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から2.5ポイント減少し、52.1ポイントとなりました。夏の大型消費が終わり、普段の消費意識に戻ったといえるのかもしれません。これまでを振り返ると、ゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休直前に消費意向が高くなる傾向が見られました。新たにシルバーウィークと称されるようになった秋の大型連休が定着すれば、消費機会が増え、秋の消費意向得点も上昇する可能性はあります。ただし、休日が増加しても収入が増えなければ、消費機会は増加ではなく、分散するだけだと考えられます。
 生活者が予測する『今後の景気見通し』は、「良くなる」1.0%(前月比2.1%減)、「やや良くなる」39.1%(前月比3.7%増)、「変化はない」38.5%(前月比5.6%減)、「やや悪くなる」18.2%(前月比3.8%増)、「悪くなる」3.1%(変化なし)で、プラス回答の微増も見られたものの、マイナス回答の増加分を抑えることはできませんでした。8月は衆議院選挙に関連して、国民の生活に直接影響してきそうな政策の話題でメディアは持ちきりでしたので、今回の結果はそれらの情報に多少の影響を受けているかもしれません。
 また、『物価』について、「上がってきている+やや上がってきている」と回答した人が前月から10.3ポイント増加し37.0%となりました。県民が物価の上昇を感じている様子は、調査開始以来初めてのことです。
 注目の『政治』への満足度は(調査期間は衆議院選挙前後)、「満足している」は5ヶ月連続して0.0%を示していますが、「やや満足している」が前月から1.6ポイント増加し4.2%となりました。1桁台前半とはいえ、調査開始以来最も多い割合です。
 一方で、『暮らしの総合満足度』をみてみると、「満足している+やや満足している」が34.9%(前月比7.2%減)で、こちらは調査開始以来最も少ない結果となっています。常に高い満足度を示し、穏やかな上昇傾向も見られていた『暮らしの総合満足度』ですが、この満足度低下の現象は、夏遊びの消費が終了するこの時期特有のものなのか、物価上昇の兆しや政権交代などが影響しているとも考えられる今年だけの現象なのか、大変気になるところです。

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