岡山トレンドウォッチャー

消費意向は30代を除く全ての年代で増加したものの、30代のみが大きく減少。収入に期待ができず、家計支出は更に強く引き締め。

岡山生活者意識調査:前月から0.2ポイント減少、11月の岡山県民の消費意向得点は53.7ポイント

 ビザビグループの調査研究部門である岡山情報文化研究所では、岡山の消費者動向を把握するため、様々なリサーチを行っております。この4月よりスタートした『岡山生活者意識調査』第7回目の結果がまとまりましたのでご報告いたします。弊社HP上にも掲載いたしますのでご参照下さい。

 次月の消費意向得点は前月から0.2ポイント減少し、53.7ポイントとなりました。30代を除く全ての年代で消費意向が増加しましたが、30代が大きく減少したため、全体では前月比横這いとなりました。
 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.7%(前月比1.6%減)、「やや良くなる」27.3%(前月比12.6%減)、「変化はない」43.3%(前月比9.8%増)、「やや悪くなる」20.3%(前月比2.7%増)、「悪くなる」6.4%(前月比1.6%増)と、マイナス回答が4ヶ月連続して増加しています。
 景況感の悪さは『今後の世帯収入』『消費(家計)支出の引き締め状況』にも影響しています。『今後の世帯収入』については、「減ってくる」「やや減ってくる」のマイナス回答が5ヶ月連続して減少していましたが、今回増加に転じ、収入に対する不安感が高まりました。『消費(家計)支出の引き締め状況』も、調査開始以降、僅かずつながら和らいできていましたが、ここへきて再び引き締めが強くなりました。
 収入への不安から、生活力点にも影響がみられ、「仕事」「趣味・遊び」「大きな値の張る耐久消費財」「貯蓄」の4項目においては、「注力しない」「やや注力を控えたい」と回答した人が、調査開始以来最も多い結果となりました。趣味や貯蓄に回す余裕はなく、仕事への関心が薄れてきている様子がうかがえます。
 『政治への満足度』は、「満足している」「やや満足している」が23.0%(前月比1.2%増)、「どちらともいえない」が39.0%(前月比3.6%減)、「不満である」「やや不満である」が38.0%(前月比2.4%増)という結果となりました。前月「どちらともいえない」と回答していた人たちが、少しずつ答えを出し始めています。
 身近な経済に対しての不安感が拭えないため、消費への関心は上向きませんが、自身が住んでいる「地域」や、「暮らしの総合的な満足度」は依然高い状態が続いています。岡山の生活者にとって、満足度に占める「経済」の割合は、さほど大きくないようです。

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