岡山トレンドウォッチャー

景気回復、収入増加の期待が持てない中で、消費意向が4ヶ月ぶりに前年を上回る。

12月の岡山県民の消費意向得点は53.5ポイント

 次月の消費意向得点は前月から2.1ポイント増加、前年同月比0.8ポイント増加の53.5ポイントとなりました。前年とは異なる動きを見せ、4ヶ月ぶりに前年同月を上回る結果となっています。ただ、「今後の景気」見通しや「今後の世帯収入」への期待は低く横這いで、支出要因が乏しいため、夏期ほどの消費意向には至っていません。
 暮らしシーン別10項目の注力度を見ると、前年を下回り続けている「貯蓄」がいよいよ70ポイントを切りました。他の民間研究機関の調査によると、岡山県内企業正社員の今冬ボーナス支給額は前年比0.4%減という見込みで、昨冬の大幅ダウンを補うことはできていません。また、「仕事」は高水準ながらもこの4ヶ月間を通じて緩やかに減少しています。一方、「学び・教養」は前月比増、8ヶ月連続前年同月比増で、厳しい家計状況の中でも優先されている様子がうかがえます。また、4ヶ月連続して減少していた「大きな値の張る耐久消費財」が増加に転じ、前年並みとなりました。自動車・家電等の前倒し購入の反動減は、ひとまず止まったと考えられます。
 暮らし全般については、「政治」「経済」「治安」への満足度が前月比減、「住んでいる地域」「暮らしの総合満足度」が前月比増となっています。「政治」は2ヶ月連続減少、過去最低値となりました。「治安」は4ヶ月連続減少で、今年2~5月と同様の動きとなっています。過去20ヶ月間の「治安」の満足度は、国際的な治安問題が起きた場合に減少し、マイナスエリアに入る傾向が見られます。「住んでいる地域」への高い満足度から、"地域の治安"に関しては概ね満足している可能性がありますが、不況や雇用不安などが体感治安を悪化させることも多いため、判断が難しいところです。

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消費意向が再び減少。「暮らしの総合満足度」は前年比7ヶ月連続マイナス。

11月の岡山県民の消費意向得点は51.4ポイント

 次月の消費意向得点は前月から1.2ポイント減少、前年同月比2.3ポイント減少の51.4ポイントとなりました。前年同様の動きですが、前年比減少幅が大きく、今期としては最低ポイントを示す結果となっています。11月はお金が入用な年末を前にした節約月でもあり、また、今年度はエコカー補助金終了やたばこ増税に伴う駆け込み購入などの反動が重なって、消費意向が大きく落ち込んでいるものと考えられます。
 エコ補助制度終了の流れは、暮らしシーン別10項目の注力度にも表れており、「大きな値の張る耐久消費財」は4ヶ月連続して減少し、過去最低水準にまで低下しています。また、「貯蓄」が前年を7ヶ月連続、「趣味・遊び」「余暇・レジャー」が前年を6ヶ月連続して下回っています。唯一、前年より高水準なのが「学び・教養」で、7ヶ月連続上回っています。
 暮らしについての満足度は、5項目すべてが前月から減少するという結果となりました。「治安」「住んでいる地域」「暮らしの総合満足度」への満足度水準は依然高いものの、「治安」は3ヶ月連続減少、前年同月比15.9ポイント減少、また、「暮らしの総合満足度」は前年を7ヶ月連続下回っています。「暮らしの総合満足度」を測る基準は人それぞれで、細かな要因が絡み合うわけですが、変化が見られ始めた時期を鑑みると、政権交代の影響があることは間違いないと考えられます。政治政策・経済政策が暮らしに密接に結びつくようになった現在の生活は、"なんとなく満足"と表現することが難しくなったのかもしれません。

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あなたはスマートフォンに関心がありますか?

 この秋冬、各通信事業社からは続々とスマートフォンの新製品が発売されます。一般的な携帯電話機より高機能であるスマートフォンは、長らく先進ユーザーが購入するのみでしたが、iPhoneの登場以来、広く一般にも認識されるようになり、市場は急速に拡大しています。海外メーカー製品に加え、一般ユーザーにも使いやすく、またニーズを満たした製品が日本メーカーから多数発売されることによって、スマートフォンは本格的に普及していくのでしょう。
 とはいえ、周りを見渡してみますと、現時点では、まだまだ通常の携帯端末が多数派です。そこで、毎月<岡山生活者意識調査>にご協力いただいているモニターの皆さんに、『スマートフォンへの関心』について質問してみました。
 スマートフォンに対し、「とても関心がある」「どちらかというと関心がある」と回答した人は合わせて40.9%、「どちらかというと関心がない」「まったく関心がない」と回答した人が合わせて57.0%で、関心のない人のほうが多いという結果となりました。
 今後、岡山では『携帯=スマートフォン』といった状況に変わるのでしょうか。

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消費意向は上昇するも前年並みには至らず。「政治への満足度」は前年同月比64.3ポイント減少。

10月の岡山県民の消費意向得点は52.6ポイント

 次月の消費意向得点は前月から0.9ポイント増加、前年同月比1.3ポイント減少の52.6ポイントとなりました。前月落ち込んだ消費意向は早くも上向きに転じ、前年同様の動きが見られました。ただし、景気刺激策による前倒し購入の反動が影響しているのか、前年ほどの勢いはなく、条件反射的な反応にとどまったと考えられます。
 暮らしシーン別10項目の注力度をみると、前年を6ヶ月連続上回っているのが「学び・教養」、6ヶ月連続下回っているのは「貯蓄」、5ヶ月連続下回っているのは「趣味・遊び」「余暇・レジャー」です。
 暮らしについての満足度をみると、政権交代から丸1年が経ち、「政治」への満足度は前年同月から64.3ポイントの減少となりました。期待値が高かっただけに、失望の度合いには激しさが感じられます。また、「治安」への満足度は、初めて前年同月を下回ることとなりました。一方、「住んでいる地域」への満足度は2ヶ月連続して増加しており、前年を上回る傾向となっています。B級グルメの活躍、瀬戸内国際芸術祭など、我が地域の独自性や豊かさを再認識する機会が増えており、満足度のアップにつながっているのではないでしょうか。

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消費意向が大きく減少。景気見通しは調査開始以来の過去最低水準。

9月の岡山県民の消費意向得点は51.7ポイント

 次月の消費意向得点は前月から3.6ポイント減少、前年同月比0.4ポイント減少の51.7ポイントとなりました。夏のレジャーが終了した時期としては前年同様の動きですが、今年はエコカー補助金終了やデジタルテレビなど家電品購入の一巡も消費意向の減少を手伝ったと考えられ、前年よりも減少幅が大きくなりました。また、衆参ねじれ国会や民主党代表選挙などによる経済対策の遅れが、生活者の不安感を刺激したことも要因となっているのではないでしょうか。
 暮らしシーン別10項目の注力度をみると、前年を5ヶ月連続上回っているのが「学び・教養」、5ヶ月連続下回っているのは「貯蓄」です。「食費・外食」が前月まで4ヶ月連続前年を下回っていましたが、今月はプラスに転じました。
 暮らし向きの予測については、「今後の景気」は悪くなると回答した人が急激に増加し、景況感がさらに悪化しています。「今後の雇用」への不安は前年をやや下回る位置で横這いに推移しており、有効求人倍率などは緩やかに改善しているとはいえ、雇用環境がよくなっているとは実感できていない様子です。「今後の世帯収入」見通しは、この4ヶ月間は前年並みで推移していましたが、今月はマイナスに転じました。円高による企業業績の悪化や消費失速の影響を憂慮したものと考えられます。また、「消費(家計)支出の引き締め」具合は前月よりややきつくなりました。
 昨今の個人消費は政策によって下支えされている側面があり、生活者が今後の政策をどのように活用するのか注視したいところです。経済成長への高揚感に押されて消費意向が上昇する、という様子はしばらく見られないと考えられます。

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『小中学校におけるデジタル教科書導入』について、あなたの意見は?

 岡山県民は『デジタル教科書』についてどのような意見を持っているのでしょうか?
 総務省が昨年12月に発表した「原口ビジョン」で『デジタル教科書を全ての小中学校生徒に配備(2015年)』という具体目標が示されたのを契機に、政官財が一体となり、その実現に向けての動きが活発になっています。文部科学省は「学校教育の情報化に関する懇談会」を4月に立ち上げ、先般「教育の情報化ビジョン(骨子)」を発表しました。また、IT・出版など70社が参加する「デジタル教科書教材協議会」(DiTT)も設立されています。
 そこで、毎月<岡山生活者意識調査>にご協力いただいているモニターの皆さんに、『小中学校におけるデジタル教科書導入』について質問をしてみました。すると、これらの動向情報がまだまだ知られていないことがわかりました。しかし、情報が少ないながらも、"教育"という国の根幹に関わる事柄だからでしょうか、率直で真摯な意見を多数いただきましたのでご紹介いたします。

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冷静な消費意向。景気見通しは再び悪化。

8月の岡山県民の消費意向得点は55.3ポイント

 次月の消費意向得点は前月から0.4ポイント増加、前年同月比0.7ポイント増加の55.3ポイントとなりました。この4ヶ月間を通して見ると、比較的高い水準の安定した横這い傾向で、冷静な消費意向を持って生活をしている様子がうかがわれます。長い不景気やライフスタイル・価値観の多様化などにより、季節に影響されない所得環境・消費環境が出来上がりつつあるのかもしれません。また、倹約生活に飽きてきているとも考えられます。
 暮らしシーン別10項目の注力度をみると、前年を4ヶ月連続上回っているのが「学び・教養」、4ヶ月連続下回っているのは「食費・外食」「貯蓄」です。「学び・教養」については、自身の知的向上心と、子供の教育費が考えられます。
 暮らし向きの予測については、「今後の景気」は悪くなると回答した人が再び増加し、景況感は悪化しました。そのような中、「今後の世帯収入」見通しは前年水準を維持しており、前月やや引き締めに転じた「消費(家計)支出の引き締め」具合は再び緩む結果となっています。しかしこれは、財布の紐が緩むというのではなく、"倹約生活が習慣化され、以前ほど意識することが減った""ローンが増えた"などと解釈するほうが自然で、従来の『消費が活発化する』イメージに向かっているとは考えにくいと思われます。

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「景気が良くなる」と回答した人が増加。女性の消費意欲増加は4ヵ月でストップ。

7月の岡山県民の消費意向得点は54.9ポイント

 次月の消費意向得点は前月から0.7ポイント増加、前年同月比0.9ポイント減少の54.9ポイントとなりました。女性の消費意向得点は4ヶ月連続して増加していましたが、今月は1.1ポイント減少し、増加傾向がストップしました。男性は前月から2.5ポイント増加したものの、3ヶ月連続して前年同月を下回っており、夏のボーナス時期としては、消費意欲は盛り上がっていません。昨年春から夏にかけては『定額給付金』『高速料金値下げ』『エコポイント』『エコカー減税』などの景気対策が次々と実施され、生活者は様々な刺激を受けましたが、次第に慣れが生じてきていることも考えられます。
 暮らしシーン別10項目の注力度をみると、前年を3ヶ月連続上回っているのが「学び・教養」、3ヶ月連続下回っているのは「食費・外食」「貯蓄」となっています。ボーナスは消費や貯蓄に回らず、『ボーナス払い』といった返済に回ることが多いのかもしれません。
 暮らし向きの予測については、「今後の景気」は良くなると回答した人が再び増加し、回復への期待が見られます。「今後の雇用」見通しも2カ月連続して改善しました。しかし、緩和傾向にあった「消費(家計)支出の引き締め」は前年並みの水準で止まっており、参院選をきっかけに、増税問題を目にすることが多くなったため、生活防衛意識が再度高まってきたと考えられます。

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食料品、日用雑貨品、日用衣料品、家電品などで、主婦が最もよく購入する店とその理由[主婦の買物動向調査2009]

  • 日常の食料品購入店舗 第1位は、岡山市、倉敷市、高松市エリアでは「マルナカ」、津山市エリアは「マルイ」「マルナカ」が同率、福山市エリアは「ハローズ」。
  • 食料品購入店舗の選択理由は「近い」「安い」。「豊富」「新鮮」「駐車場」は減少傾向。
  • 日用雑貨品の第1位は、岡山市、倉敷市、津山市エリアでは「ザグザグ」、高松市エリアは「マルナカ」、福山市エリアは「ひまわり」。
  • 普段の買い物へ「自動車」で行く人は80.9%。
  • 通信販売で一番よく購入するものは「衣料品・宝飾品」。
  • 「ネット通販」よりも「カタログ通販」のほうが人気。

食料品購入店舗

 岡山市エリアは、調査開始以来「マルナカ」が最も利用されており、今回は19.9%という結果となった。倉敷市エリアでも「マルナカ」が21.8%で首位だが、後発の「ハローズ」21.4%、老舗の「ニシナ」19.7%が僅差で並んでいる。津山市エリアは「マルイ」と「マルナカ」が18.7%の同率首位で、前回調査と同じ様相が続いている。福山市エリアでは前々回、前回に引き続き地元「ハローズ」が最も多く、今回は27.5%という結果となっている。高松市エリアでは前々回、前回に引き続き「マルナカ」が圧倒的に多く、4割強が続いている。

日用雑貨品購入店舗

 洗剤やトイレットペーパーなどの日用雑貨品を買いに行く店は、岡山市エリア、倉敷エリアではともに「ザグザグ」が最も多く、次いで「ひまわり」、「マルナカ」、「コープ共同購入・個別宅配」が続いている。両エリアにおいては「ザグザグ」の利用者増加が目覚しく、前回調査から倍増している点も共通している。「マルナカ」は前々回調査までは両エリアにおいてトップであったが、前回調査で後発の「ザグザグ」や「ひまわり」に追いつかれた。ただ、「ザグザグ」「ひまわり」ともドラッグストアであるということで、使い分けが進んでいるのか、今回も「マルナカ」は1割前後の利用者数を維持している。そのほかの店舗に関しては、前回からの変化はあまり見られなかったが、岡山市エリアの「くすりのラブ」が若干減少している。
 津山市エリアでも、前回登場した「ザグザグ」が急速に利用者を増やしており、岡山、倉敷市エリアの数値を上回り25.3%にまで至っている。同じく、前回初登場の「カインズホーム」も大きく増加している。
 福山市エリアでは地元「ひまわり」が堅実に増加を続けており、36.7%という結果となっている。続く「ユーホー」も着実に増加中である。
 高松市エリアでは、前々回、前回に引き続き「マルナカ」19.4%が最も多いが、今回は各ドラッグストアの増加が目立つ。中でも大きく増加したのが「レディ薬局」。新しく登場したのが「コスモス薬局」「ザグザグ」「イオン高松(=ドラッグセガミイオン高松店)」。新旧ドラッグストアの入れ替わりが見られ、新陳代謝がよい。

日用衣料品購入店舗

 普段着や下着などの日用衣料品を購入している店舗は、岡山市エリアでは順に「天満屋ハピータウン」11.8%、「しまむら」11.4%、「イトーヨーカドー」9.8%で、前回調査と同じ順位となっている。
 倉敷市エリアでは、順に「イオンモール倉敷」24.5%、「しまむら」16.6%、「マルナカ」9.2%で、中でも「しまむら」は毎調査毎に増加を続けている。
 津山市エリアは、前回最も多かった「ジャスコ(津山店)」が「イオン津山ショッピングセンター」として増床再オープンし、今回調査では前回を上回る41.8%となった。「マルナカ」は前々回調査より4%台で推移を続けており、他のスーパーが奮わない中、健闘しているといえる。
 福山市エリアでは、前々回、前回から増加を続けている主要店舗は「しまむら」19.7%のみ。また、2005年度にオープンした「フジグラン神辺」が13.8%にまで至っている。
 高松市エリアは、前回最も多かった「マルナカ」が大きく減少し、再び「ゆめタウン」がトップとなっている。今回は「ユニクロ」や「しまむら」などのカジュアルファッション専門店、初登場の「イオン高松ショッピングセンター」「イオン綾川ショッピングセンター」が伸びている。

家電品購入店舗

 全てのエリアにおいて、上位2社は「デオデオ」と「ヤマダ電機」で、高松を除くエリアでは調査開始以来「デオデオ」が首位を続けている。高松市エリアでは「ヤマダ電機」が首位を続けている。  岡山市エリアでは、今回調査より大型店として「ビッグカメラ」が加わった。「ビッグカメラ」は、既存大型店「デオデオ」「ヤマダ電機」「ベスト電器」「コジマ」4社のシェアを奪う格好となっており、寡占化の進行は回避されている。
 倉敷市エリアは、5エリアの中で最も「デオデオ」の割合が多く、66.4%に上っている。2005年に「ニノミヤ」を譲り受け、「ニノミヤ」顧客分が単純増加したためと考えられる。前回初登場の「ヤマダ電機」は8.3%にまで増加したが、「デオデオ」「コジマ」「ベスト電器」の利用者は減少しておらず、代わって「その他」が減少していることから、この3社がすくいきれていなかった消費者を、取り込んだものと考えられる。
 津山市エリアの「デオデオ」61.3%は、これまでは増減を繰り返しながらも増加基調にあったが、今回登場した「ヤマダ電機」14.2%の勢いが良く、これに押された場合は減少傾向に向かう可能性がある。3番目の「ベスト電器」は減少が加速している。
 福山市エリアの「デオデオ」52.8%は、常に半数強の利用者数があり首位を続けていたが、今回は「ヤマダ電機」32.6%に押されるかたちで僅かに減少している。2番目に多い「ヤマダ電機」は「その他」の店舗で購入していた主婦の取り込みに成功していると考えられ、急速に増加している。「ヤマダ電機」を利用する理由として、安さと豊富さを挙げる人が多い。
 高松市エリアで首位を続ける「ヤマダ電機」は今回大きく増加し、47.2%に至った。「ケーズデンキ」も大きく増加し、また今回より大型店として「コジマ」も加わるなど、活況を呈している。

外出着購入店舗

 スーツやブラウスなど外出着を購入するために最も多く利用している店舗は、岡山市エリアでは圧倒的に「天満屋岡山店」23.6%が多い。2番目は「高島屋」8.1%で、上位をデパートが占めている。前回と比較すると、これまでの主要店舗の中で増加したのは「イオンモール倉敷」のみで、"外出着は買わない"という回答も散見される。
 倉敷市エリアで最も多いのは「イオンモール倉敷」31.4%で、他店舗を大きく引き離している。続くのは「天満屋倉敷店」14.0%、「天満屋岡山店」8.7%、「高島屋」3.1%で、デパート3店舗を合わせると25.8%となる。
 津山市エリアでも倉敷同様イオン利用者が多く、最も多いのは「イオン津山ショッピングセンター」31.6%となった。「天満屋岡山店」や「高島屋」など岡山市内デパートの利用者もあり、老舗デパートの広範囲な集客力がうかがえる。
 福山市エリアでは、前回に引き続き「天満屋」30.3%が突出して多い。5エリアの中でも最も「天満屋」利用者が多いが、前回と比較すると減少しており、今回初登場の「フジグラン神辺」10.6%がその要因となっていると考えられる。2番目に多い「イトーヨーカドー」13.3%は前回の数値をかろうじて維持している。
 高松市エリアでは、「ゆめタウン」が27.0%にまで大きく増加した。「高松三越」は大きく減少、「高松天満屋」もやや減少した。「高松サティ」は変化なし。「イオン高松ショッピングセンター」「イオン綾川ショッピングセンター」が初登場。「丸亀町商店街」はやや減少したが、「中央商店街(中心部の全ての商店街の総称)」「片原町商店街」「兵庫町商店街」が挙がっている。

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家計の引き締め状況は緩和傾向に。女性の消費意欲が4ヶ月連続増加中。

6月の岡山県民の消費意向得点は54.2ポイント

 次月の消費意向得点は前月から0.7ポイント減少、前年同月比0.7ポイント増加の54.2ポイントとなりました。男女別でみると、女性は4ヶ月連続して増加しており、今回は過去最高値の57.9ポイントを示しました。一方男性は、前年同月を下回る結果が続いており、男女間の差がより一層大きくなっている状況です。年代別では、前月より増加したのは50代以上のみでした。前年同時期と比較してみると、30代以上では大きな変化が見られませんでしたが、20代のみは前年同月を下回る状況となっており、今後の動向が気になります。
 暮らしシーン別の注力度をみると、前月から上昇したのは10項目中「仕事」のみでした。「仕事」への注力度は3ヶ月連続で上昇しており、前年同時期とは逆の動きとなっています。
 暮らし向きの予測については、「今後の景気」見通しは良くないとしながらも、「今後の雇用」見通しは改善、「今後の世帯収入」見通しは変化なし、「消費(家計)支出の引き締め」具合は3ヶ月連続して緩みました。
 個人生活は落ち着いた様相を見せており、また、倹約生活は小休止中のようです。

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「大きな値の張る耐久消費財」への関心高まる。

岡山生活者意識調査:前月から5.7ポイント増加、前年同月比1.9ポイントの減少。

 次月の消費意向得点は前月から5.7ポイント増加、前年同月比1.9ポイント減少の54.9ポイントとなりました。女性の伸びが大きく、これまでで最も大きな男女差が見られました。年代別では30代、40代が大きく増加しています。過去1年間の調査から、この年代は全体として消費意向が低い傾向にありますが、子育て世代であることなどから、GWの家族サービスに費やす意向が表れたものと考えられます。

 暮らしシーン別の注力度を見ると、「大きな値の張る耐久消費財」「趣味・遊び」「余暇・レジャー」への関心が大きく上昇しました。中でも「大きな値の張る耐久消費財」は、これまでの低水準から一時的にでも抜け出しそうな勢いが見られます。エコカーやグリーン家電などの政策対象商品は、政策期限が強調される間は駆け込み需要が喚起されるため、堅調な販売が続くのではないでしょうか。

 生活者が予測する『今後の景気』は前月より改善しましたが、前年同月と比べると1.7ポイント増加するにとどまり、前年並みという結果となりました。

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消費意向が6ヶ月ぶりに上昇。「趣味・遊び」「余暇・レジャー」への注力は「学び・教養」へ。

岡山生活者意識調査:前月から1.2ポイント増加、4月の岡山県民の消費意向得点は49.2ポイント

 次月の消費意向得点は前月から1.2ポイント増加し、49.2ポイントとなりました。6ヶ月ぶりに増加に転じましたが、50ポイントを下回る状況は続いており、新年度スタートの必需品のみを購入するといったような、ニーズ型の消極的な購入態度が示されていると考えられます。

 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.2%(前月比1.1%増)、「やや良くなる」14.4%(前月比2.0%減)、「変化はない」42.2%(前月比0.4%減)、「やや悪くなる」26.7%(前月比1.7%減)、「悪くなる」14.4%(前月比2.9%増)という結果で、12月より続いていた景況感の回復傾向にややかげりが見られました。

 また、薄らいできていた『雇用不安』が大きく増加しました。組織改変や人事異動に加え、不況による新規雇用者の減少、雇止めなどは心理的な負担になっていると考えられます。

 これらの変化を受けて、暮らしのシーン別10項目の注力度をみてみると、前月上昇の兆しを見せた「余暇・レジャー」への注力は早くも減少し、2ヶ月連続して上昇しているのは「学び・教養」のみとなりました。また、増減の繰り返しが多かった「食費・外食」は、減少したままの低水準で固定化していきそうな様子が見られます。

 暮らし全般については、引き続き『治安』や『住んでいる地域』の満足度が高く、『政治』『経済』への不満派が増加中という状況が続いています。そんな中で、『暮らしの総合満足度』の明らかな低下が見られました。調査開始後4ヶ月間は『政治』は『暮らしの総合満足度』に影響をほとんど与えていない可能性がありましたが、国の政策が企業支援・市場支援から家庭支援・消費支援に移ったことで、生活者は暮らしと政治が密接に結びつくようになり、評価がしやすくなったのかもしれません。

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景気見通しは3ヶ月連続上昇。「趣味・遊び」「余暇・レジャー」への注力が上昇の兆し。

岡山生活者意識調査:前月から1.1ポイント減少、3月の岡山県民の消費意向得点は48.0ポイント

 次月の消費意向得点は前月から1.1ポイント減少し、48.0ポイントとなりました。3ヶ月連続で最低値を更新しており、回復の兆しがなかなか見えてきません。

 しかし、生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」1.1%(前月比1.1%減)、「やや良くなる」16.4%(前月比3.5%増)、「変化はない」42.6%(前月比1.2%増)、「やや悪くなる」28.4%(前月比3.9%減)、「悪くなる」11.5%(前月比0.2%増)という結果で、前月に引き続き上向きの見通しとなっています。また、雇用不安が薄らいできている様子も見られました。これらの変化は暮らしの注力点にも影響しており、下降傾向が続いていた「趣味・遊び」「余暇・レジャー」への注力が上昇する兆しを見せています。

 ただ、『今後の世帯収入』への期待感は再び低下しており、『消費(家計)支出の引き締め状況』は依然厳しいままとなっています。消費意向が上向くためには、所得増加が必須のようです。

 暮らし全般については、『政治』『経済』に対する不満派の増加が止まりませんが、『治安』や『住んでいる地域』に対する高い満足度がそれらを打ち消すかたちとなっており、『総合満足度』の低下を防いでいると考えられます。『政治』『経済』は岡山県だけでは如何ともし難いですが、『治安』と『住んでいる地域』に関しては、県民一人ひとりと市区町村の独自の自助努力に因るところが大きく、岡山県のこれまでの努力の積み重ねが表れているのではないでしょうか。

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景気、収入の見通しは改善の方向へ。「雇用不安」は恒常化の様相。政治への満足度は5ヶ月間で逆戻り。

岡山生活者意識調査:前月から1.6ポイント減少、2月の岡山県民の消費意向得点は49.1ポイント

 次月の消費意向得点は前月から1.6ポイント減少し、49.1ポイントとなりました。2ヶ月連続で最低値を更新しています。

 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.2%(前月比0.1%増)、「やや良くなる」12.9%(前月比0.1%増)、「変化はない」41.4%(前月比5.6%増)、「やや悪くなる」32.3%(前月比5.1減)、「悪くなる」11.3%(前月比0.5%減)となっており、消費意向にはつながっていないものの、わずかながら上向きの見通しが出てきました。また、『今後の世帯収入』についても、収入増加への期待感が緩やかに高まってきています。

 『消費(家計)支出の引き締め状況』は、「引き締めている+やや引き締めている」が前月比3.1%増と再び増加に転じ、依然引き締め傾向が続いていますが、一方で「引き締めていない」の増加も見られ、一部で財布の紐が緩んだ様子が窺われました。

 『政治への満足度』は低下し、昨年8月の衆議院選挙前の状況に戻りました。『暮らしの総合満足度』について、「不満である+やや不満である」が4ヶ月連続して増加しているのが気になります。

 消費意向が上昇しないのは、景気見通しよりも雇用不安に因るところが大きい可能性があります。調査開始以来、雇用不安を感じている人は常に半数を超えています。企業は現在もなお過剰雇用感を有しており、消費ベースとなる雇用者報酬は低下しています。度重なる税制改正、雇用環境の多様化・流動化が進む中では、雇用不安が解消されることはないと考えられます。

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消費意向、調査開始以来の最低を更新。生活者の49.2%が景気悪化の見通し。節約志向はさらに強まる。

岡山生活者意識調査:前月から2.0ポイント減少、1月の岡山県民の消費意向得点は50.7ポイント

 次月の消費意向得点は前月から2.0ポイント減少し、50.7ポイントとなりました。11月以降消費意向得点の減少が続いています。

 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.1%(前月比1.0%増)、「やや良くなる」12.8%(前月比1.8%減)、「変化はない」35.8%(前月比2.8%増)、「やや悪くなる」37.4%(前月比0.4減)、「悪くなる」11.8%(前月比1.7%減)となっており、前月急速に悪化した景況感に変化はみられません。

 『消費(家計)支出の引き締め状況』は、「引き締めている+やや引き締めている」が前月より4.4%減少の70.8%となり、やや緩んだかに見えました。しかし、「引き締めている」だけをとってみると前月より6.7%増加の28.9%と、調査開始以来の最大値を示しており、引き締め傾向は強まっているともいえる状況です。

 暮らしの注力点は、相変わらず「健康管理」「貯蓄」「家族との生活」「仕事」の4項目で注力度が高く、「趣味・遊び」「余暇・レジャー」は低下傾向にあります。また、常に最も低い水準で推移している「大きな値の張る耐久消費財」はさらに低下しており、エコカー減税やエコポイントなどの政府の景気刺激策の効果は、生活者側の意識からはあまり感じられません。

 『政治への満足度』は、「満足している+やや満足している」が10.7%(前月比11.0%減)、「どちらともいえない」が18.7%(前月比7.2%減)、「不満である+やや不満である」が70.6%(前月比18.2%増)という結果で、急速に不満派が増加しています。『暮らしの総合満足度』は、8月以降やや不安定で、今回は「満足している+やや満足している」が33.2%と、調査開始以来の最小値となっています。

 前月顕在化した生活者の景況感悪化は、2010年にも持ち越されることとなりました。雇用や収入などの将来不安が払拭されない限りは、今後も必然的に家計の節約志向が深まることは確実と思われます。

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