岡山トレンドウォッチャー

景気、収入の見通しは改善の方向へ。「雇用不安」は恒常化の様相。政治への満足度は5ヶ月間で逆戻り。

岡山生活者意識調査:前月から1.6ポイント減少、2月の岡山県民の消費意向得点は49.1ポイント

 次月の消費意向得点は前月から1.6ポイント減少し、49.1ポイントとなりました。2ヶ月連続で最低値を更新しています。

 生活者が予測する『今後の景気』は、「良くなる」2.2%(前月比0.1%増)、「やや良くなる」12.9%(前月比0.1%増)、「変化はない」41.4%(前月比5.6%増)、「やや悪くなる」32.3%(前月比5.1減)、「悪くなる」11.3%(前月比0.5%減)となっており、消費意向にはつながっていないものの、わずかながら上向きの見通しが出てきました。また、『今後の世帯収入』についても、収入増加への期待感が緩やかに高まってきています。

 『消費(家計)支出の引き締め状況』は、「引き締めている+やや引き締めている」が前月比3.1%増と再び増加に転じ、依然引き締め傾向が続いていますが、一方で「引き締めていない」の増加も見られ、一部で財布の紐が緩んだ様子が窺われました。

 『政治への満足度』は低下し、昨年8月の衆議院選挙前の状況に戻りました。『暮らしの総合満足度』について、「不満である+やや不満である」が4ヶ月連続して増加しているのが気になります。

 消費意向が上昇しないのは、景気見通しよりも雇用不安に因るところが大きい可能性があります。調査開始以来、雇用不安を感じている人は常に半数を超えています。企業は現在もなお過剰雇用感を有しており、消費ベースとなる雇用者報酬は低下しています。度重なる税制改正、雇用環境の多様化・流動化が進む中では、雇用不安が解消されることはないと考えられます。

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