岡山トレンドウォッチャー

冷静な消費意向。景気見通しは再び悪化。

8月の岡山県民の消費意向得点は55.3ポイント

 次月の消費意向得点は前月から0.4ポイント増加、前年同月比0.7ポイント増加の55.3ポイントとなりました。この4ヶ月間を通して見ると、比較的高い水準の安定した横這い傾向で、冷静な消費意向を持って生活をしている様子がうかがわれます。長い不景気やライフスタイル・価値観の多様化などにより、季節に影響されない所得環境・消費環境が出来上がりつつあるのかもしれません。また、倹約生活に飽きてきているとも考えられます。
 暮らしシーン別10項目の注力度をみると、前年を4ヶ月連続上回っているのが「学び・教養」、4ヶ月連続下回っているのは「食費・外食」「貯蓄」です。「学び・教養」については、自身の知的向上心と、子供の教育費が考えられます。
 暮らし向きの予測については、「今後の景気」は悪くなると回答した人が再び増加し、景況感は悪化しました。そのような中、「今後の世帯収入」見通しは前年水準を維持しており、前月やや引き締めに転じた「消費(家計)支出の引き締め」具合は再び緩む結果となっています。しかしこれは、財布の紐が緩むというのではなく、"倹約生活が習慣化され、以前ほど意識することが減った""ローンが増えた"などと解釈するほうが自然で、従来の『消費が活発化する』イメージに向かっているとは考えにくいと思われます。

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