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―――今回の全国ツアーなのですが、前半戦を終えてどうですか?
松浦 観光をまったくしていないですね!
藤井 確かに…って、そんなことじゃなくて。内容ですよね。
松浦 そうか! そうですね、内容は可もなく不可もなくっていうか…。もっとがっつりやりたかったですね。
―――それは具体的にはどういうことですか?
松浦 なんかね、さらっと終わっていった感じ。ライブって一期一会なんだし、もっと死ぬ気でできへんかったんかな〜っとか思いましたね。死ぬ気で、次この音出さないと!って思うのと、気持ちを入れずにパッて音を出すのと違うねんな〜って、前半戦で感じて。後半戦は心を入れ替えようと思っています。
―――今回初めて行くところもあるそうですね。
藤井 そうですね、仙台に初めて行きましたよ。後半は、鹿児島があります。
―――全国津々浦々ですね。楽しみにしている場所ってあります?
松浦 いろいろありますけど、岡山ももちろん楽しみですね。言うてもまだ来るの2回目なんで。ほんまはもっともっと来たいんですよ。
―――ライブを盛りあげていくのに、何か心がけていることってありますか?
松浦 それをどうしていこうかと思っているんですよ。お客さんを常にアベレージ高くのせていくって、どうしたらええんやろうって。まだまだ修行中です。
―――ツアー中にどんどん内容は変わっていくんですか?
松浦 そりゃあもちろん。ライブのよさっていうのは、そのときどきで違うのもありだと思うんで。今回はこんないいとこ見れた!とか、こんな変なところ見れた!とか。ライブなんだから、そんなカラフルさは忘れず出していきたいですね。
―――今後のANATAKIKOUのライブにも期待していますよ。
松浦 辰吉戦法で、自分らにプレッシャーをかけるつもりで臨んでます。
―――じゃあ、ライブ前はいい緊張感が? 1回目の岡山ライブの時と比べたら、今回の緊張の度合いってどうですか?
松浦 慣れてくると、緊張しつつも緩くなっている部分はありますね。いや、だいぶ緩くなってると思いますよ。ある程度緊張感はあったほうがいいと思うんで、これからは締めていきます。
藤井 慣れたら慣れたで、みんなリハーサルで突然変なこと言い出すんですよ。次こんなアレンジしてみようか、次こうしてみようか、とか(笑)。決めごとをしとかんとあかんね。
―――05年7月には2ndアルバム『Gradation'12』をリリースしています。ライブを重ねるごとに、作品に対しての思い入れって変わってきました?
北條 今回のアルバムは、シングルで出したものとアレンジを変えた曲もあるんですよ。ライブのときのアレンジにならって変えたものもありますし。始めに作ったときと、イメージは確実に変わりましたね。だから曲が再びできあがったような感じで、かなり新鮮なんです。
―――歌詞も独特だなあと思うのですが、どんなふうに作っているんですか?
松浦 歌詞は、イメージ半分かなぁ。デモテープを作るときは、右脳を使って思ったことを韻を踏むように、バーって書いてみるんですね。それが、あとで読んでみると、これしかないな〜って歌詞になっているんですよ。さらにプラスして、合理的なストーリーを重ねます。もちろん曲によって、右脳と左脳の対比が変わることもありますね。
―――なるほど。じゃあ最後に今後のことについて。2006年の抱負は?
藤井 難しいな〜。でも体のあちこちに故障がでてきているんで…。病院とか行きたいですね。
松浦 あ〜、行きたいな〜! バンド全員そろって、人間ドックに行きたいと思っているんですよ。
藤井 内臓とか見えない部分って、いいのか悪いのか分からないじゃないですか。やっぱり体が資本ですから。今年は絶対、健康診断に行きます。
松浦 僕は虫歯治療ですね。治療のときにはめこんだ仮のセメントがとれてしまって、約1年。これが体や生活に変に影響したら嫌なんで。メンタル面は、「やわらかい心を持つ」ことですね。小沢征爾さんと広中平佑さんの対談集のタイトルなんですけど。何をするにも、柔らかい心を持たないと何もできないって言われていて。今僕の心はカチカチのパスタみたいになっていますから、茹であがったときにいい状態にしたいですね。
北條 僕はメンバーの中では一番病院に行っているほうなんですけど、行くと頼りがちになるんで、まずは鍛えることですね。あと精神面も同じく。それがいい曲作りなり、ライブなりに反映できたらと思います。今はアリくらい弱い感じなんで。
藤井 アリは強いで〜!
松浦 アリに失礼や! まあ、こんな感じで今後もがんばっていこうと思いますね。
―――いろいろな抱負をいただきましてありがとうございます(笑)。これからも応援していますね!
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