| 8月26日(土) 晴天! 天気予報も「晴れ」だって告げている。
なんだか、夢が早くかないすぎてしまったような、
妙な申し訳なさというか、怖さを感じてしまうあたり、
どれだけこのイベントが天候に恵まれなかったのかっていう話になるんだけど…。
うん、とても悪くないスタート!
さて、トップバッターは13:00という真昼間、
太陽の光を直角に浴びながらステージに立つことになる。
「FLUiD」という地元バンド。
今回のイベントでは、岡山のバンドと東京のバンド(東京以外もありますが)が
訳隔てなく同じステージに立つのです。
その一番手の「FLUiD」といえば、ヴォーカルの女の子が
着ていた服を脱いで水着になるという煽りよう。
気持ちよく伸びる歌声で体がほぐれ、夏フェスのスイッチがONに。
2番手、ジャズバーなどでその名をよく見かける「及部恭子トリオ」。
軽やかに弾くピアノの音は耳なじみがよく、
遊園地をちょっぴりアダルトに彩る。
そして、「Page One Jazz Orchestra」には、度肝を抜かれたなぁ。
総勢19人という大所帯バンド、見た目も音も大迫力。
岡山にこんなに本格的なバンドがいたのに、今まで知らなかったなんて…。
これが、夏フェスのありがたみ。めっけもんです!
続いての大阪のバンド「middle 9」はポップでロック、ジャジーでファンクと説明不能。
いろんなジャンルが混ざってるあたり、一見柔軟そうなんだけど、
なんか頑固そうでもある彼らの音楽。
この違和感が、今までにない心の琴線に触れる。
岡山を拠点に活動するバンド「Test Pattern」もしかり。
ボキャブラリーも音楽のウンチクもない私には表現できないけど、
ただただ不思議な時間が過ぎていくのです。
この2バンド、しっかり足跡を残して、ステージを去っていきました。
その空気を一瞬にして塗り替えたのが、
急遽出演が決まった「アルファ&DJ TASAKA」。
やっぱり『エクスタシー温泉』で盛りあがりは最高潮に。
ステージの前にあっという間に人だかり…、おや、気づけばサンバ隊も。
ここの遊園地名物・サンバ隊も、ブラジル魂に火がついたようで!
と、まさに夏フェスっぽい盛りあがりを見せたあと、
岡山のバンド「ritomo de cola」のヴォーカルが満面の笑みで登場。
浮つき過ぎなくらいのプレイヤーとオーディエンス、
バカになれる開放感は、音楽ならではのマジックです。
個人的に大好きなユニット「高鈴」は、
そんなオーディエンスを静かに着席させ、
じっくりその歌声に耳を傾かせる。
高稲ちゃんの声は、どうしてこんなにも女の子に勇気を与えるんだろう…、
「男子には分かるまい」と、優越感に。
そして、カメラマンが「あれはヤラれる」となんだか悔しそうに駆け寄ってくる。
「小沼ようすけ」のとろけるようなステージのことだ。
彼の目、口、髪の毛一本、指先、すべてから音があふれているような…。
「noon」を迎えての極上のハーモニー、我らだけで味わうには贅沢過ぎた感じ。
こんなにもたくさんのバンドを迎えても、
次のバンドへの期待感は減らないもので…。
トリ「ARGYLE」の登場に、会場騒然。
すっかり夜も更け、きらびやかな衣装ときらびやかな音楽は、
この暗さのおかげで、ぐっと映えてる感じ。
アーティストが盛りあげ上手とくれば、客もノリ上手。
去年の「真夏」のフィナーレがよみがえってくるような…、
いや、まだまだ「真夏の夜の夢」からは覚めないのでした。 |