------今までのおおはたさんは、「ギターを持って、ひとりでどこへでも行く」というスタンスのイメージがありましたが、今回のレコーディングをきっかけに、何か変化はありそうですか?
あるかも。以前は、ひとりのよさが分かんなくなっちゃった時期もあったから。でも、例えばゲストを迎えて多彩にやったあとに、ひとりでやると楽しいんですよ。やっぱりひとりはひとりでいいやと思うんですね。多分、弾き語りのスタイルってそうやってバランスとらないと無理というか。ひとりってあまりにも個人的過ぎるし…。今回のアルバムがあったから、またいつか全曲が弾き語りのアルバムを作ってみたいんですよ。何年後かに自分の解釈で。今回はそういう広がりがあったんで、すごくうれしいですね。
------東京では、実際いろんな方とライブをされてるんですよね。岡山では、なかなかチャンスはなさそうな気も…。
確かに地方では、なかなか難しいかもしれないけど、正直、僕、自分がどこから来て、どこに帰るとか、そういう感覚がないんですよ。岡山に来れば、岡山に帰ってきたような気分で。だから東京と岡山って、自分の中ではそんなに差はない。あ、でも茨城はあるかも。生まれた街は、音楽をやるとしたら、照れくさいかも。
------どうしてですか?
「なんでおおはた、ひらがななの?」みたいなやつばっかりいるから(笑)。そうすると、メジャー7が弾きづらい雰囲気で…。
------ひとつぐらいはそういう場所があってもいいのかも(笑)。
ね(笑)。でもね、うれしいですよ。話は戻るけど、「マイペースに見えるけど、きちんとしてる」と言われるのは。そう言ってくれると、ありがとうと思う。
------いや、いや。自由な雰囲気を出しつつ、ちゃんとしたものを作るのって難しいんだろうなと思うんです。
うん。だって、毎日が楽しくてハッピーでって感じでは決してないし。演奏したあとはいつも、もっとよくできたんじゃないかと思ってますよ。「そんなの気にしなくていい」ってときもたくさんあると思うんですけど、わりと気になっちゃって。それが1日経つと気にならなくなるんですけどね(笑)。
------坂田さんとかCaravanさんとか、おおはたさんと仲のいいミュージシャンたちも岡山を気に入ってくださっているので、皆さんでぜひ来てください。何かイベントができたらいいですね。1年前も同じことを言ったような気がしますが…。
でも、1年前よりは確実にできる可能性は高まってる気がしますよ。どっかーんとはいかなくても、じわじわとね。プロ野球選手でいうと、間違いなく金森的なね。あ、分かんないですね。ちょっと古いですね。松井やイチローじゃないし…誰になりたいかな。俺やっぱり篠塚とか、ああいう感じがいいですね。俺、別に野球ファンじゃないですよ。
------それって何を例えてるんでしたっけ?
全然分かんなくなってきた(笑)。でも、篠塚をすごくしたのがイチローって感じがしません? あのしなやかさとか。ま、サッカーでいったら…。
------もういいです(笑)。 |