全公演、即日ソールドアウト。
今、J-POPシーンの頂点を極めている
アーティストといっても言い過ぎじゃない彼らが、
初めて岡山の地へ降り立つという大事件! 事件は開場前から始まっていた。
バーゲン? メンバーがいるの?
そんな疑問も浮かんでしまうほど、グッズ売場には人、人、人。
しかも、みんなやたらイイ顔してて、エネルギーに満ちあふれている。
これは、確実に普段の倉敷市民会館でのライブ前とは何かが違う予感。
開演のブザーが鳴るやいなや、それまでのざわめきが大歓声に!
この瞬間のみんなの顔がたまらない。
待ちわびた大スターが目の前に現れる瞬間の、
お客さんの笑顔を超えた笑顔。
初っ端、サッカードイツ大会のテーマソング『チャンピオーネ』で
パワフルに幕を明けると、のっけから会場は興奮のるつぼ。
「体力持つの〜?」なんて心配をよそに、
『お願いセニョリータ』『UN ROCK STAR』と大ヒットシングルが続き、
お客さんのテンション急上昇!
「音楽を伝えにやってきました。ガッツリ受け止めてください」
そんなRYOのMCを口火に、
ダンスチューンやら、メロディアスなナンバーやら、
会場を盛り上げるナンバーのオンパレード!
今まで夏フェスなどのイベントでしか彼らのステージを見れていない
岡山県民は多いはずだけど、私も実はそのひとり。
やっぱワンマンライブならではのお楽しみってあるもので、
彼らの「幅広さ」には随分驚かされた。
例えば、ハードなサウンドで迫り来る『風林火山』。
YAMATOの「鬼気迫る」とでも言いたくなるような力強い声に、思わず鳥肌。
例えば、『papa』の演奏前にはコントまで披露!
しかも、コレおなじみなんだとか。
HIROKI、YAMATO、RYOの個性は、歌のみならず、
キャラクターや存在感にまで及んでいることが一目瞭然。
「チボリ公園」や「イオン倉敷」「桃太郎」などの地元ネタをはさみつつの演技、
3者3様、いい味出してました!
例えば、そんな茶目っ気たっぷりのコントのあとの『ミチシルベ』のようなバラード。
あまりに素直な歌詞や、シンプルなメロディ。
「ひとつになろう」というメンバーの思いが、
目の前で形と化している瞬間を、幾度も目の当たりに。
そんなふうに次々と観客を未知なる世界へと誘ってしまう
オレンジレンジの懐の広さ。
ジャンルを越えて…なんて肩肘張ったもんじゃなく、もっとナチュラルな感覚で、
「伝えたい!」を届けるオレンジレンジは、だからやっぱり頂点なんだと再確認。
後半戦に入ると、『ロコローション』『ビバ★ロック』…と
アッパーなナンバーの連続で、この日の盛りあがりは最高潮に。
初めての岡山公演とは思えないほど楽しんでいるお客さんに、
なんだか頼もしさを覚えるほど。
アンコール前後ともなると、MCにも歌にも、
ひと言ひと言にメンバーの想いが込められているのが伝わってくる。
「寂しいとき、辛いとき、空を見上げて、みんな、つながってるって思ってください」。
ラストナンバーは『以心電信』。
もはや知らない人はいないナンバーに、会場は大合唱!
初の地・岡山で会場を見事ひとつにした、オレンジレンジ。
感動的な瞬間を共有したみんなのイイ顔ったらありゃしなかった。
無邪気なスターたちが、次、ここにまた降り立ってくれることを
誰もが心から願ったに違いない。
(スタッフ・白川久美) |