『RaccoS BURGER』対談 vol.3-Live&Interview
Joho Launcher音と映像の蔵 ONZO音と映像の蔵 ONZO mobileWEBタウン情報おかやまWEBタウン情報おかやま携帯版@グルメおかやま映画
音と映像の蔵 ONZO/オンゾウ Google
ONZO会員募集中 click ONZO会員になりませんか? 岡山の最新音楽情報やメルマガ限定プレゼントなど内容盛りだくさんのメールマガジン「ONZO」が配信されます。→【登録はコチラ】

Live&Interview コメントMOVIE ONZO Topへ

『RaccoS BURGER』対談 vol.3
 
 
とりあえず今日はライブお疲れさまでした!
 
お疲れさまでした!
我々、歳の割には頑張ったと思います。自分たちの歳の半分にもいかないようなお客さんばかりで驚愕しながらも…。
   
   
ぶっちゃけ俺なんかの半分以下じゃない? だって、今日来てたの多分中学生ですよ(笑)。
ちょうど1年前にBEAT CRUSADERSと対バンしたんだけど、そのときと客層が変わってるよね。
   
あの頃も中高生のお客さんはいたけど、ちょっとだったからね。あとは、もっとエアジャム系のバンドも好きですって感じの人が多かったからね。
それに紛れて「インディーズ好きです!」「洋楽好きです!」って感じの音楽好きも。
『Indies Magazine』を読んだことがあるお客さんが、まだいたからね。
   
 
今日は少なかったよね。
そういった意味で客層が変わってきているんだけど、TROPICAL GORILLAは相変わらずIdol Punchと同じような客層でやっていて…。
   
 
おい、バカ言ってんじゃねーよ(笑)。
いや、いや、いや。絶対に若者の心をキャッチできてないから。それで、大人気のBEAT CRUSADERSと、インデペンデントを突っ走っているであろうTROPICAL GORILLAが、あえて一緒にスプリットCDを出す意味っていうのはあったりするんですか?
  
もちろんですよ! そもそも、去年アルバムツアー回ったときに、「アルバムを作る→ツアーを回る→取材を受ける」っていうルーティーンを今年もやるのが嫌だニャ〜と思ってて。いわゆるバンドブームって常にあるもんだと思うんだけど、それってバンドの旗頭みたいな人が変わるだけでしょ? で、ウチはその旗頭に俺は絶対になりたくなくて…。メジャーで大々的にやってるくせにね。それがうちの汚いところなんだけど(笑)。じゃあ、差別化を図るためには何がいいんだろう、おもしろいことをしたいなってときに、スプリットがいいなと思いついて。しかも3連続でリリースするバンドなんて、インディーズでもそうそういないから。
まぁ、たまたまうちは、そのスプリット企画に入ってないんだけど…。でも考えてみると、BEAT CRUSADERSみたいに東京都を中心にしてると回りが見えなくなっちゃうこともあるかもしれないよね。その点、俺らは都合がいいよ。東京で好きなことして、地方に帰ってくる。明かりの中にいるんじゃなくて、客観的に明かりを見れるというか。
 
明かりの中にいるくせに、よく言うよー。キミたちだってメジャーだったじゃん(笑)。さらにRaccoたち、意外と売れたんだよ。
意外じゃないよ、当然だよ。メジャーのくせに、イニシャル2000ってとこから始まったけど。で、TROPICAL GORILLAは、前回のHAWAIIAN 6とのツアー以来、岡山は2回目だと思うんだけど、どうでしたか?
  
 
だってさー、もともと知名度がないんだから、どこ行ったって変わんねーんだよ(笑)。
そりゃ、そうなんだけどさ。俺なんて、住んでる町でさえ、それ感じてるんだぜ。歩いていける場所にライブハウスがあるのに、そのライブハウスでアウェイだからね。でも、俺らアウェイ好きだから、助かるっちゃ助かるんだけど。
  
 
引かれるほど燃えるよね。
1000人いるうちの5人でもいいから俺たちのライブが焼きついてほしいっていうのはある。
   
そうそう、新潟行って思ったことがあるんだけど、あるレコ屋の人が中高生にとって相談できるお兄さんみたいな感じになってるの。「どんなバンド聴いたらいいんですか?」って質問されるみたいな。ある意味Raccoも、岡山でそういう立ち位置になりうるよね?
「何を食ったらいいんですか?」みたいな? 「自分で決めればいいじゃん」。
   
まぁ、その人はものすごく優しいから、Raccoとはちょっと違うんだけど(笑)。例えばね、「HAWAIIAN 6好きならこういうのどう?」みたいなアドバイスをするとか。Raccoもそうなるべきだって。

そうだねー。でも、うちレコ屋じゃなくて食い物屋だからねー。
   
 
だって、あれでしょ、Racco、岡山では文化人を気取ってるんでしょ。

気取ってないよ。俺はセレブの仲間入りをしたいだけなんだよ。でも思うのが、俺らが岡山にいながらバンドやってるっていうのに、一番意味があるのかなって。
   
 
その意味にみんながどれだけ気づいてくれるかだよね。自分で言いたくないじゃん。
話は変わるけど、BEAT CRUSADERSは売れてるわりには、あんま変わんねぇなーって。
 
 
変わんないねぇ。
変え様がないんだよね、歳だし(笑)。こないだも先輩バンドに、「日本人は日本語で歌うべきだと思う。BEAT CRUSADERSも日本語でやったらどう?」って言われて。もちろん、そういうアドバイスをくれる人はたくさんいるし、実際俺もいつかいい日本語でシンプルにいい曲を書いてみたいっていう気持ちもなくはない。日本語のバンドが嫌いな訳じゃないしね。だけど、なんかそういうタイミングになかなかいかないんだよ。
人がなんと言おうと、やりてーのがそれだったらいいんじゃないのって思うけどね。うちなんかヒドかったけどね。バンド名変えろとか、ちゃんと歌詞を書けとか。
 
 
歌詞があるようで、ないようなもんだもんね。ないようで、あるんだっけ?
ある、ある。
   
 
かなり政治的なこと歌ってるんだよね(笑)?
うん、かなりポリティカルな…(笑)。
   
 
単純に今何がやりたいかって考えたときに、メジャーの力を利用しておもしろいことをやるのがいいかなって。で、この3人に共通してるのは、メジャーが嫌いじゃん、単純に。
俺は別に嫌いじゃないよ。
   
 
メジャーに在籍してるバンド、ほとんど好きじゃないでしょ? 単純にね?
あぁー。
   
それはあるね。
でも、そういう人たちのこと嫌いだって言う前に、同じステージに立たないと文句も言えない気がして。だから、文句言うなら、1回中に入ってやろうと。
やってから文句言えばいいじゃん、っていうのに近いね。うちも早い時期にメジャーからCD出してるから、頭ごなしにメジャーを否定する気はないんだけど、でも、魅力のないバンドが多いかも。
   
 
アジアでもヨーロッパでもアメリカでも、いわゆるメジャーのほうが「共感できる人たちが少ないだけ」なんだけどね。ま、当たり前だけど。じゃなきゃ、こういう音楽やってないし〜(笑)。
で、話をインタビューエリアに戻しますけど…。
   
 
あ、これ違ったの?
あくまでも岡山を礎に、発展しては戻し、発展しては戻し…って。
   
 
ふん、ふん。
西日本で一番おいしいと話題の『RACCOS BURGER』のお味のほうはいかがでしたでしょうか?
   
 
そーなんだ!? ふーん、まぁまぁかな(笑)?
おい! さっき言ってたことと全然ちゃうやんけ。
   
 
おいしかったです!
 
正直、バンド辞めて、こっちに専念したほうがいいと思う(笑)。
借りた金を返すにしても、そっちのほうがいいのは分かってるんだけど。あとは…、あ、そうだ。今後のリリースとかってございますでしょうか?
   
来年1月17日にASPARAGUSとのスプリットCDが出ます。本当にシムには悪いんだけど、ライターさんの評判では、「スプリット3部作の中で一番いいですね」って。
どいつもこいつも言うんですよ、出るたんびに!
いや、ゴリのときはあまり言われなかったよ(笑)。
ものすごい言われましたよ!
いやー、アスパラとのCD、いい感じになりました。しかも、BEAT CRUSADERSが書いてる木村カエラのシングル『Snowdome』は同じ日に発売になりますY。ここまでメジャーっぽいことをしてると、逆におもしろいっていうか(笑)。
でもシムくん、こっちのほうでは爆発的な知名度はないけど、関東のほうではファニーな存在として有名じゃん。
   
 
それ、うれしくないね。こっちのほうでは…とか(笑)。知名度なんて、どこでもないよ。
 
意外と口悪いからね(笑)。
ところで、ヒダカくんの我々に対する優しさって、ビークルがもし失敗したときの伏線なんじゃないかって。
   
するどい(笑)! でも、ドルパンの元に帰ってくるのってあんま魅力的な場所じゃないな(笑)。あ、『ペパーランド』には帰りたい!
いやぁ、しかしこの辺含めて誰も音楽辞めませんなぁ。頼もしいっすけど。
やっててモチベーションが変わらないもん。そこが重要だよね。でも、なんかものすごく売れるのって嫌じゃない?
バンドしていく上で、自分の音楽に興味を持ってCDを買ってくれる人がいるのって、ピュアなところではうれしいんだけど…。
   
ミリオン感ってやだよね。本人の意思はともかくとして、物理的に忙しくなるから、細かい決定がプロデューサーや周りのスタッフ主導になっちゃうからつまんない。まぁ、同じレーベルの平井堅さんとかのレベルになると軌道に乗ってるから別だと思うけど、そこまでいかない狭間の人たちがカッコ悪い。
BEAT CRUSADERSは?
   
 
だから、俺らその狭間にいきそうじゃん(笑)。
でも、BEAT CRUSADERSおもしろいと思うけどね。いい時期のユニコーンに近いかなって。
   
 
あのバカバカしさは大事だよね。でも、あそこまで真剣なことを歌ってるわけじゃないしニャ…。
 
じゃあ、もうすぐヒダカくんが民生さんになるわけですね。

あと、バンド続けていく上で、ある程度の「HATEな気持ち」って持ってないとバネは伸びないよね。
   
 
あと、モテたい感もいる。俺がモテない、この世の中が憎い…みたいな。
この3人、実はモテなさそうだよね。バンドやってなかったら悲惨だもん。
   
 
でも、Raccoさんは意外とモテますよ(笑)。
いや、いや、いや、そんなことないですよ。
   
まぁ、もうモテなくていいんじゃないですか。っていうか、本当にモテたいんだったら、バンドはやらないほうがいいよ。芸能人も音楽やらずに芸能人やってたほうがいいし。俺らが芸能人だったらサムいでしょ? 餅は餅屋だよ。でも、まれに両方スゲー人もいるけど…。
でも俺らが芸能人したら、おもしろいコメディとか撮れそうだけどね。主役がすぐ死んじゃうタイプ(笑)。でもさ〜、シムくんって近くでヒダカくんのこと見てるけど、どう? ヒダカくんとの温度差って感じる?
 
図々しいんだけど、俺はあんまり感じないの。
実は俺も。なんでこの人がこんなに売れてるのか分かんない。
   
俺も分かんない。
周りがスゴイスゴイって言うじゃん。でもヒダカくんとか、その周りが全然変わってないからね。
ヒダカくんはバンドの管理の仕方がうまいと思うもん。
   
でも、今日ハッキリ分かったのが、この3組のバンドの中で俺が一番歌がうまい。ゴリもドルパンもヒドイ(笑)。日本人って、基本的にメロディアスなもんが好きだから、俺らの曲がとっつきやすいんだろうなって。Raccoもたまには歌モノやったら?
1月レコーディング予定の分は、いまだに曲が1曲しかできてないから、これからどうにでもできるんだけど。
   
 
でもドルパンが歌モノになったら、俺らこぞって言うからな、「あいつ、魂売ったって」(笑)。
だってさぁ、俺、トロゴリ見てて思うんだけど、よくメロディあるやつを手ぶらで歌えるなって。手持ち無沙汰になっちゃう。
   
 
Raccoってさぁ〜照れ屋だよね。じっとしてられないんだ。
まぁそれはともかく、今回の岡山公演はチケットの先行予約で、2倍、3倍の応募があったらしくて…。
   
 
Raccoが手売りすればよかったんだよ。
面倒くせーだけじゃないか、やめてくれよ。肝心の出前の電話がいつまでたってもつながんねーよ(笑)。岡山、全般的にどうでしたか?
   
 
今日MCでも言ってたけど、岡山は芸術に深い街だよ。
そうかなー?
   
『ペパーランド』もあるし。ああいう所が続く状況がうらやましいよ。関東じゃ無理だもん。そういや、二朗(※Idol Punchのギター)ってまだ働いてる?
うん、働いてる。普通だったら、生きていけないタイプなんだけどな。
   
 
岡山だから(笑)?
まぁ、一応インタビューということで、最後に岡山の皆さんにひと言。
   
岡山の人は素直でいいよ! 嫌味とかじゃなくほかの地方って、すぐすねちゃうんだよね。「どうせ、うちの県はスルーされちゃうんでしょ」みたいに。そういうのがないし、ライブでも言うこと聞いてくれるし(笑)。手を挙げてって言えばしてくれるし。だから、岡山は今こそガツンとセンスのいいものを提示するべきだと思いますY!
それが我々じゃ、ちょっとキツイかも。
   
いやいや、もちろん『RACCOS BURGER』を発信基地としてね。だって、岡山には中途半端のよさがあるよ(笑)。
青レンジャーの強さね。
   
そう、2番手の強さが絶対にあるはずだから、そこをもっと利用してほしいですね。大阪まで1時間で、アクセスもいいんだから。
そうそう、まあ〜やりゃいいじゃん。それを先導するのがRaccoでさぁ。でもRaccoって、そんなにすごいの(笑)?

PROFILE /
Racco
岡山のバンドIdol Punchのヴォーカル。彼に会いたければ、岡山市磨屋町にあるバーガーショップ『RACCOS BURGER』へ。当初はバーガーのみだったが、最近ではカレーにパスタ…とメニューの数がべらぼうにアップ。老若男女のお腹を満たしている。今や岡山じゃ、「Idol Punchのヴォーカル」より、「『RACCOS BURGER』の人」と説明したほうが早い、かもしれない。 http://www2.odn.ne.jp/idol-punch/

BEAT CRUSADERS
ヒダカトオル(vo、g)、クボタマサヒコ(b、vo)、カトウタロウ(g、vo)、マシータ(dr、cho)、ケイタイモ(key、cho)から成る謎のお面バンド。1999年の1stリリース以来快進撃を続け、すぐさまインディーズシーンの頂点に。海外ツアーを行い、幅広いリスナーから支持を得ている。現在、Your Song Is Goodと、TROPICAL GORILLAとのスプリットCDを連続で発売しており、その第3弾・ASPARAGUSとのスプリット盤『NIGHT ON THE PLANET』が1月17日(水)に発売となる。http://www.beatcrusaders.net/

TROPICAL GORILLA
ミツル(vo)、シム(b)、ハッピー(g)、ジェイ.アール.ディー(dr)から成るメロディック・ハードコア・パンクの雄。過去にCD3枚、アナログ2枚をリリースしているほか、数々のコンピレーションCDにも参加。また、メンバーのシムはBEAT CRUSADERSのプロモーションビデオにたびたび出演し、話題を呼んでいる。http://www.meteors.co.jp/
『RACCOS BURGER』
岡山市磨屋町5-19
[Tel]086-221-5351 [営]10:00〜24:00
[休]不定 [席]18席 [P]なし [地図]
 
Live&Interview

プレゼント
ポラロイド写真を2名様にプレゼント

●終了しました
ポラロイドプレゼント

PAGE TOPへ音と映像の蔵 ONZO TOPへWEBタウン情報おかやま TOPへ
Copyright (c) 1996-2006 Us Co. , Ltd. All Rights Reserved.