|
―――岡山に来られるのは久々で、しばらくリリースもなかったですよね。この間、どんなふうに過ごしていたんですか?
コヤマ 曲作りとレコーディングです。
―――では、前作『PLUS ONE MORE』以降も、曲はできているんですね。
コヤマ いっぱいできてますよ。だから、曲はあるけど録れてない状態。次のリリースで形になるのはごく一部なんです。作り過ぎちゃったんですよ。
―――制作モードに入っていたんですね。
コヤマ でもライブもやってました。3カ月に1回くらい、代官山で自主イベントをやってて。それがいい感じで広まってきてるんです。いつも対バン形式でやってるんですけど、ジャンルを問わずアーティストを集めたり、DJを入れたり。異種格闘技って感じです。
ナガイケ そうそう。そうなんだけど、ちゃんとコンセプトがあるよね。
コヤマ 根底にあるのは、ルーツミュージックに根ざしていたり、ファンキーな要素があったりするところ。この間はRhymesterと一緒にしたし。
オカモト ツアーのファイナルはZAZEN BOYSと。
―――ジャンルが幅広いというか…。岡山じゃ見られない組み合わせですよ。
コヤマ でも今日だって、そのコンセプトを持ってスカポンタスと一緒にやりますからね。
―――スカポンタスとの共演は初めてですか?
コヤマ いえ、去年の年末くらいに一緒にやって、今年に入ってからも何度か。
―――ジャンルに関係なくステージを共にすることで、刺激も多そうですね。
コヤマ ロックとは呼ばれていないクラブ系のバンドと一緒にやると、ロックバンドのあり方が見えてくるというか。ロックにどういう部分が足りなくて、ロックでどういう部分を持て余してるか。そういうのが分かってくると、曲作りにも影響しますね。ライブの運びもだいぶ変わってきたと思います。
―――今年の夏は3つの夏フェスに出演されましたが、あれもジャンルを問わずいいミュージシャンが集まってきていますよね。
ナガイケ もう、フェスは最高ですよね。
―――「RISING SUN ROCK FESTIVAL」「音魂」「SunSet Live」と、どれも音楽好きにはたまらないフェスばかりでしたが。
マツキ 今年はいいとこ取りでしたね。
コヤマ「SunSet Live」に参加するのが初めてで。すごくいいとは聞いてたんですけど…、自分たちの出番が最終日で、もろレゲエ一色の日だったんですよ。
オカモト だけどみんな楽しんでくれてたみたい。俺らのステージを見てうれしくて、海パン一丁で海の中入って行った人もいたし(笑)。
コヤマ 楽しかったよなぁ。
―――現在はツアーの真っ最中ですね。
コヤマ 今回のツアーをやっていてい思うんですが、客層が変わってきましたね。俺らもやる曲が変わってきたし。新しい感じが見えつつある気がします。手応えのあるツアーですね。
―――リリースツアーというわけではないようですが、ライブではどんな曲を?
コヤマ 新旧織り交ぜてやってるんだけど、新曲はマストでやってます。その反応がすごくいいんですよ。
オカモト お客さんが確認作業に来てないんです。知ってる曲をやってくれるから行くんじゃなくて、俺らの演奏を見たいから行くっていう感じ。だから曲に対してのストレートな反応が見られるんですよ。
―――日本のライブって、CDを聴きこんで、その曲を聴きに行くっていうスタイルですもんね。
オカモト そうそう。でも今回俺たちは、真逆のやり方してますよ。
―――その真逆のやり方で人を踊らせられるなんて、最高じゃないですか。
コヤマ プロですからね〜、なんつって。音楽で自然に体が動くのって、ウソがないと思うんです。いいことを歌ってる歌も、いいメロディの歌もたくさんあるんですけど、俺にとって大事なのはリズムがあるかどうか。そこがないと始まらないっていうか。そういう音楽やってて、もちろん俺たちもぐっとこないといけないし、お客さんにもそれが伝わらないといけないし。
―――スクービーのライブを見ていると、リズムがあふれ出ているような感じを受けますが。
コヤマ 逆にあふれ出てないとダメでしょう。そういうのを感じられないバンドは、ライブを見てもおもしろくないし、何をやりたいのか分からないバンドのCDは、聴いててもおもしろくない。やっぱその音楽を聴く前とあとで何かが変わらないと、絶対にウソだと思うんです。それがライブであれば特にね。
―――来年の始めにはリリースがあるかもしれないそうですね。
コヤマ
2006年2月8日に8曲入りアルバム 『Funk-a-lismo!』が出ます。前作の 流れを汲んではいるんですが、自主イベントを通して培ってきたものも入ってい て。今回のツアータイトルも「Funk-a-lismo」。「それってどんな意味?」って 思う人もいると思うんですが、言葉で説明するよりもコレを聴いてくださいって 言えるような盤にする予定です。
―――そのリリースののちには、また岡山に寄ってもらえることを楽しみにしています。
オカモト 来たいですね〜。大好きな『とりそば太田』と『天神』のラーメンメインで(笑)。
|