SHALE APPLE Interview
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Profile
メンバーは岡山出身の坪井悟(vo&g)、渕上健吾(b)、武田一美(key)、籏野博成(dr)。02年7月に結成。04年にインディーズデビューを果たし、翌年にはオーディションイベントにてグランプリを受賞する。06年5月にシングル『空フル〜虹をかけろ〜』がカメリアダイヤモンドのCMソングに抜擢され、6月21日にその作品を以ってメジャーデビュー。  公式サイト

これからの出会いや経験、努力を積み重ねて、
どんどん熟していきたいと思う。

−−−岡山出身とのことですが、地元に戻るのはいつぶりですか?

実は数週間ぶりで。最近、髪を切りにだけ岡山に帰ってきていて。

−−−贅沢な帰省ですねー。

知り合いがやってる美容室なんですが、ちょうどいいタイミングだったもんで。

−−−岡山にいるときに、初めて路上ライブをやったんですよね?

そうです。アコギを持って出て行ったのが、高校2年生のときくらいです。

−−−路上に出ようと思ったきっかけは?

友だちに誘われて、ですね。「ゆずや19のコピーやってるから、一緒にやろう」って声がかかったんです。それがきっかけでストリートに出たんですけど、最初は本当にノリでしたね。そのうち周りのミュージシャンと刺激しあうようになり、人に作ってもらった曲を歌い始め、バンドを初めて組み…って、少しずつ変わっていきました。

−−−大きな転換期は?

バンドを組んだときですね。コピーを趣味程度でやってるときとは違って、ライブハウスでやって、お金を払って聴いてもらってっていうのを経験するようになり、「一生音楽を続けていきたいな」と思うようになったんです。その後、大阪にも出たし。

−−−メンバーとは大阪の学校で出会ったとか。

友だちづてで知り合ったメンバーなんです。それまではホント他人同然で、聴いてきた音楽もバラバラ。とりあえず楽器を演奏できる人を集めて、何かやってみようかっていう軽いノリで始めたのが最初でしたね。

−−−バンド名はすぐついたんですか?

目的もなしに音楽をやってもしょうがないので、結成して1カ月後にライブを入れたんですね。で、チケットに名前を入れなきゃって話になって、慌ててつけたんです。メンバーそれぞれが何案かずつ持ってきて、投票で。「SHALE APPLE」は、僕がつけたんです。最初は「SHALE APPLES」だったんですけど。

−−−どんな思いでつけたか覚えてますか?

英語にしたいなとは思っていて。でも英語の辞書がなくて、国語辞典で調べてたんですけど(笑)、「SHALE」に「岩」という意味があることを知って、よし「岩リンゴ」だ!と。

−−−(笑)。なぜ「岩リンゴ」でピンときたんですか?

最初は「硬いリンゴだけど、これから熟しておいしいリンゴになっていこう」という意味を持たせようと思ったんです。でも、その後もっと「SHALE」という意味を細かく調べていったら、「何層にも重なった岩」って意味があることを知って。それで、「これからの出会いや経験、努力を積み重ねて、おいしいリンゴになる」って意味にすればピッタリだと思って。だから、CDのジャケットも青いリンゴだったでしょ? 熟すのはこれからだっていう意味を込めて、そうしました。

−−−それにしても、青いリンゴにしてはスタートが華やかですよね。シングル曲『空フル〜虹を架けろ』がCM曲として抜擢され…。

スタッフをはじめとする周りの人が、僕らの音楽をいいって言って伝えてくれ、その結果がCMタイアップにつながったのは、すごくうれしかったですね。テレビを通して自分たちの曲を聴いたときには、ゾクゾクってしたし。

−−−この曲はCMにピッタリの内容ですが、CMに合わせて作ったんですか?

いえ、この曲は、2006年をまたぐときにできた曲なんです。そのときは、僕らにとっても節目の時期だったんで、自分たち4人のことを歌う曲にしたくって。ひとりのパワーじゃできないことが多いですから、この4人でやれることをやっていこうという決意を込めて作りました。

−−−当初からアレンジが随分変わったらしいですね。

一番最初は曲が5分くらいあったかなー。自分たちのやりたいことを好き放題詰め込んでたんですけど、そこから、自分たちが表現したいサウンドが一番伝わるための作業、つまりはそぎ落としていく作業をして、この形になった感じです。

−−−そぎ落とす作業の中で、大事に残した部分っていうのは?

メロディを生かすアレンジや構成ですね。何回聴いても飽きがこないとか、どこかひとつ曲の中で印象に残る部分を作るとか…。だけどただ単純にするんじゃなく、僕らのやりたいことを詰め込んだ上での削る作業だったので、最終的には一番ベストなものになったんじゃないのかな。

−−−2曲目の『空想迷路』は、2005年にメンバーチェンジをし、ドラムの籏野さんが入ってすぐに出来た曲とか。

SHALE APPLEの再出発となる1曲目。それまでは陰(いん)の力強さを表現するバンドだったんですけど、籏野さんが培ってきた音楽を取り入れたら、アッパーでアグレッシブな仕上がりになりましたね。

−−−3曲目の『枯れ葉、咲く』は?

この曲が、SHALE APPLEが当初表現したかった音楽に一番近いかな。さっきも言った陰の強さが表現されているというか…。僕、もともとUKロックが好きなんで、雰囲気ものの音楽っていうのを意識して作った気がします。結構凝ったアレンジの中にも、それを生かすためにキーボードのしっかりしたメロディラインを残すようにしました。

−−−今回のシングルを出して、お客さんが増えた実感は?

「CMで聴いて好きになりました」っていう声をよく聞くようになりましたね。そういう人のためにも、いろんなところをどんどんライブして回りたいなと思っているんですが。

−−−岡山ではどのくらいライブを?

僕の地元っていうことで、今までに4〜5回はやってます。岡山のライブには、僕の知り合いや、そこから広がったお客さんが来てくれるんで、故郷的なものを感じますね。SHALE APPLEの音楽を全国に響かせて、故郷に錦を飾りたい!って、まだまだですけど(笑)。

−−−今後のリリース予定は?

8月下旬から2ndシングルのレコーディングに入り、リリースはおそらく秋から冬の頭になる予定です。次はちょっとバラードっぽい曲に仕上がる予定で…。今回のシングルでも十分にSHALE APPLEを表現できたと思うんですけど、次ではまた違う一面を見せられる気がします。

−−−今後チャレンジしたいことは?

原点である路上ライブに力を入れたいですね。僕ら目当てじゃなく、たまたま見たお客さんにどれだけ伝わるのかっていうのを大事にしたくて。そして、その延長線上には、路上ライブで出会った人たちを集めて、大阪城ホールとかで、路上感覚でできたらいいなって。

−−−それは最高のライブスタイルですね。実現する日を心待ちにしています!


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