■Fジイ
初めての鳥肌実ライブ。CDは聴いたことあったが、見るのは初めて。
演説を聴いていると、作り話と実話の境目がわからなくなってくる。そこが彼の魅力でもあるんだと思う。個人的にこの日一番の演説は、郵政民営化についての話。とてもメディアでは書けない内容でした。その他の政治の話では意外にも共感できる部分があった。
最後はふんどし一枚で、和太鼓を怪しい動きで叩き、「祭り」を歌い、コラージュビデオの上映で終了。もう、なんでもありです。
迫力のある風貌ときわどい演説、そしてあの独特の会場の雰囲気を味わいに、おそらく次回も行くだろうなぁ。
■大N
鼻息荒くして待っていた鳥肌実大先生の講演会が、ついにここ岡山で1年ぶりに開かれました。結論から申し上げますと、今までで一番おもしろかった!! はっきり言って玉砕!!
先生(もう愛しているので先生と呼ばせていただきます)の独壇場パフォーマンス、最高でした。ただ今回は今までよりも内容的にわかりやすいものだったのではないかと思います。というのも、今年公開になった先生主演の映画『タナカヒロシのすべて』で先生の存在を知り、初めて観に来ている方々がいるということを意識してか、今までの過激なネタとしゃべりとは少し違うものを覚えました(過激なことには変わりないのですが)。それにしても、岡山公演は2階席まで入るほぼ満員御礼(?)状態。他県で行われた講演会にも行ったことがありますが、観客全員で前列5列だったことがあります(およそ50人ほどでしょう)。岡山市民文化ホールと同規模の会場なのにです。そこから考えても、先生が「岡山は変わってる」と言うだけあって、いかに岡山に鳥肌信者が多いかがうかがえました(皆、怖いもの見たさだけかも知んないけど)。
相変わらずの右翼ネタ全開、創価学会批判ネタ全開、歯切れのよい、そして噛み知らず疲れ知らず怖いもの知らずの抜群のしゃべり、そして妄想。鳥肌実ファンの心のツボを刺激したことに違いありません。もちろん私も刺激されまくり、ニワトリ歩きのペンギン歩行で帰ってきたことは言うまでもないでしょう。彼の知的センス光る政治批判から生まれるブラックユーモアは、もう公共の電波になんか乗せられるはずもなく、また活字にすることさえためらわれる勢いで、すなわちここに詳しく内容を記すこともためらわれるわけで…。でも確信を突き、また逆の発想でまったく皆が思いつかないところから攻めてくる彼の知性溢れる発想、芸風は、テレビを見ていてもこれほどノックアウトされる芸人にはお目にかかれないこと間違いなしの公演内容でした。
が、今回はそれだけにとどまらず、ミニ映画上映、ふんどし一丁で太鼓を叩き、唄い、踊るという大盤振る舞い付きではないですか!! いつもなら、彼のおもしろさを理解するにはそんなに知性が必要なのか、はたまた私がバカなのかと悶々と考えさせられるエンディングだったのですが、それに比べて今回のおもしろいこと! 『タナカヒロシ』しか知らない人には180度違う実(もう愛しすぎているので実と呼び流させてもらいます)の魅力を見ることができて、またさらにファンが増えたんじゃないかと、私は確信した次第であります。シンプルな舞台でしたが、凝った演出に感じられて、満足度はかなりのものになりました。欲を言えば、前列の方の席だったらポマードの香りプンプンで、より実に近付いた気分になれたんだけどなぁ(欲張りですね、スミマセン)。
会場を去るとき、実先生が発した言葉。「おまえら2チャンネルにいろいろ書くなよ〜!」。喜び勇んで買った「無為こそ過激Tシャツ」を着て、この言葉を思い出しながら、今宵も眠るのでありました…。
■鳥ッパー
鳥肌実の演説会に足を運ぶのは実は6回目である。今回は縁あって『タウン情報おかやま』のモニター招待という形で出向く事になった。鳥肌実の存在を知ったのは数年前の『タウン情報おかやま』に掲載されていたインタビュー記事であった。端正な顔立ちに鋭い眼光、戦時中からタイムスリップしてきたのではないか、と思わせる恰好をした鳥肌実の写真に、戸惑いを感じながらも惹きつけられたのを覚えている。それでいて"お笑い芸人"というのだから、ますます謎が深まるばかりであった。「一体、どんなお笑いをやるのだろうか?」「この人は何なのだろうか?」と。手始めに、映画『けものがれ、俺らの猿と』を観てみると、そこには、個性的なその作品の中でも特に異彩を放っている鳥肌実の姿があった。「これはもう一度演説会に行くしかない!」と決意。そこから演説会に足を運ぶようになったのであった。そんな個人的事情もあり、今回のモニター招待は『タウン情報おかやま』への恩返しの様な気持ちで臨んだ。
で、時局講演会『靖国神社で逢いませう』である。会場が突然暗転に包まれ、戦時中のラジオ放送と思われる音が爆音で鳴り響く。不安とも期待とも取れる気持ちが高揚したところで、会場がパッと明るくなる。ステージには"鳥肌実 時局講演会"の垂れ幕と大きな日の丸、中央にマイクスタンドとビールケースがあるのみ。無駄な装飾を一切排除したシンプルなステージである。そんなシンプルなステージに登場した鳥肌実、サイドを刈り込みポマードでテカテカの七三分け、かのアドルフ・ヒトラーを彷彿させる髪型に、"欲しがりません、勝つまでは"などの言葉が刺繍された玉砕スーツを身にまとい、ズボンの丈は寸足らず、しかも靴下はスケスケのオヤジソックス、白い手袋の上からキラキラの指輪をはめ、70年代風のサングラスをかけ、どこからどう見ても「怪しい!」と思わざるを得ないいでたちである。しかし、ステージのシンプルさと相対して、その行き過ぎた格好がまた笑いを誘うのであった。
演説会は、テレビでは絶対にオンエアーできないような内容。過激ではあるが、笑いの要素はたくさん散りばめられている。核心をついていそうで、どこか的はずれ。断固とした主張がありそうで、「訴えたい事は無いんです」と言い切る。独特の口調で語られる矛盾たっぷりの演説内容に、時に爆笑、時にニヤニヤしながら聞いているうちに、鳥肌ワールドに惹きこまれていくのであった。
鳥肌実には"滑稽"という言葉が似合うとつくづく思う。中途半端ではなく真剣だからこそ生まれる笑い。お葬式なんかに妙に笑えるのと同じ感覚なのだと思う。風貌やネタが過激すぎる故、万人受けする事はないと思うが(失敬)、「鳥肌実」という世界を完璧に作り上げられる才能は、お笑い芸人として稀有な存在ではなかろうか。
どこまでが本当で、どこからが虚構なのか・・・ではなく、そこに鳥肌実が居る、という事が真実なのである。
■A子
鳥肌実 ・・彼との出会いを翌日に控え、映画『タナカヒロシのすべて』を観に映画館へ。
そこには、どうにもなろうとしていなかったヒロシが不器用ながら、どうにかなる!と前向きに生きていこうと少しずつ変わっていく姿が。そんなヒロシを演じる鳥肌実。はたして、そのすべてが講演では知る事ができるのでしょうか…?
高鳴る胸の鼓動を打ち消すように、ラッパの音がホールに響きいよいよ彼が壇上に登場。これが、鳥肌実かぁ。見てはいけないものを見てしまった感。聞いてはいけない話を聞いてしまった感。ありえないっ。でもあの「ねちっこい」語りを聞くと、ありえない話しもありえそうに思えてしまい、なぜか頑張れ実! 頑張れ小鳥事務所! 靖国神社は目の前だよ。と応援したくなるのでございました。(おっとっと、語り方がうつっちゃた。)そして感動のラストは、ふんどしにソックスという勇ましいいでたちで和太鼓を打ち鳴らし'祭り'を熱唱する姿をこれでもか・・と見せつけてくれました。これこそ鳥肌実のすべてなのか、壇上からのものすごい力はまさに鳥肌モノ。いや、、きっと これがすべてではないはず、、まだまだ 何かしてくれると…。そう思わせる余韻。それが鳥肌実なのだと知り 泣き笑いの連続だった私の初体験は終了。いやぁ、、刺激的でした。これは一度体験すべきです。そして皆一度体験すると、癖になるはずっ。 「みなさーん 、鳥肌実はすきですかーーーっ。。」と、街中に呼びかけたくなるはず。
■K川
感想…話しの内容は訳がわからなかったけど愛らしい胡散臭いキャラクターが笑えた…会場は満員御礼で20代30代前半と思われる今時の(女性は綺麗な方が多かった)集まりでした。なぜかスリムな方ばかりでした。
鳥肌氏は大音量と共にトレードマークの玉砕スーツを纏い颯爽とステージに用意したビールの空き箱の上で姿勢よく、もっともらしい10%位の真実から小尾れ背鰭をつけた胡散臭い話しをひたすら語りたおしていました。内容の中で理解出来たのは政治と近況報告位でした。それにしても訳が解らないな。と思いつつ…でも…おやっさん次は何を言い出すのだろう…と、気がつけばちゃっかりと鳥肌氏のペースに巻き込まれている私がいました。
そんなトークの後はフンドシ姿で現れステージ中央に用意した太鼓を叩きながら少々調子のご機嫌気味な演歌「祭り」を熱唱…気がつくとスクリーンが登場し靖国神社を参拝する鳥肌氏の実録映像。観光で訪れているちびっこ達に鳥肌氏がにこやかに近付くと蜘蛛の子を散らしたようにぽつんと一人になってしまう鳥肌氏…哀愁漂う姿がなんだか憎めず思わず「ぷっ」と吹いてしまいました。
そして映像は一転しロックの音楽に合わせてたっぷりのポマードでリーゼントヘアーを決めた鳥肌氏が、サッカーやバスケットボールそしてサーフィンを楽しむ爽やかな一面をアピール…掴み所がみつからないまま、意味不明に盛り上がった気分で出待ちして今日一日を楽しんでしまいました。 何も考えず笑いたい…そんな気分の人は来年更に進化しているであろう鳥肌ワールドに飲み込まれに出掛けてみてはいかがでしょうか?