先月で、東日本大震災から1年経ちました。その中でも、まだまだ収束のヴィジョンが見えない福島第一原発の事故。この事故は、岡山に住むわたしたちも決して他人ごとではない内部被ばくの問題を抱えています。この度、ドキュメンタリー監督・鎌仲ひとみさんが、内部被ばくについて深く迫った作品を製作しました。本作は、5月に岡山での上映会を控えています。弊誌5月号でも監督インタビュー&上映会のご紹介をしていますが、本発売直後であるのと、申し込みが殺到しそうなのでひと足さきにご紹介します。
放射能について錯綜(さくそう)する情報…。
具体的にどうすれば内部被ばくを抑えられるか伝えたい。
ドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(10)で、日本が抱えるエネルギー問題を明らかにした鎌仲ひとみ監督。彼女が次に取り組んだのは、福島第一原発の事故で問題となっている内部被ばくについて。4月に完成したばかりの本作について、話を聞いた。
――内部被ばくという問題になぜ取り組もうと?
福島第一原発の事故で、大量の放射性物質が放出され、広範囲に拡散。多くの人が知らないうちに、放射性物質を体内に取りこんでしまっています。しかし、このことに関して今の日本では情報がとても錯綜(さくそう)している。政府の安全基準も、人によっては考え方がバラバラです。だから本作では、体の中に放射性物質を取り入れたら実際どうなるかということを、広島で軍医として原爆に遭遇した肥田舜太郎さんほか4名の医師に話を聞いて、具体的に何ができるかをストレートに伝えようとしています。ただ被爆して、病気になっていくだけではなく、もっとできることがあると。 ドキュメンタリーだからこそ、具体的にすごくはっきり伝えられればと思っています。
――福島県二本松市にも現地取材に行かれています。
二本松市では、ご夫婦で幼稚園をされているお寺を取材しました。約100人の園児たちがいるのですが、その子どもたちを守りつつ、この土地で生活していける方法を独自に考えて行動してらっしゃいました。
――二本松市から避難した方が安全では?と単純に考えてしまいますが。
実は、一度避難したそうなんですけど、子どもたちの具合が悪くなっちゃってかえってよくなかったそうなんです。避難して暮らしていくと、どうしても家族がバラバラになる。そのことが、子どもたちにはすごくよくなかったそう。だから、二本松市に戻ってきて、家族みんなでいかに生きるかということを、毎日格闘しながら取り組んでいる。それに、簡単に何もかも捨てて土地を離れることはできませんよ。当事者じゃない人たちがいろんなことを言いますが、もし自分の身に起こったとき本当に離れた場所に避難できるかということをもっとリアルに考えた方がいいですよね。まず、当事者の皆さんが、何を望んでいるかを聞いてあげること。その部分を最優先にして、話を進めていかなきゃ。
――その取材で忘れられなかったことは?
お寺のお母さんがね、お弁当を作るシーン。子どもが食べるお弁当の放射能をゼロにしたいって涙ぐましい努力をしているんですよ。やはり、食材の産地が大きく影響するみたいで、高額な放射能計測器を購入して、細かく測って気を遣っていました。
――本作を鑑賞して、岡山の人々にはどう感じてほしいですか?
被災地の人々は被ばくの危機にさらされ、精神的にも苦しんでいます。内部被ばくは、今や全国民の問題でもあります。私たちがつながりあうことで被災地の苦しみを軽減し、子どもたちを内部被ばくから守ることができるはず。大事な時期なので、ぜひ観て考えていただきたいです。
【プロフィール】
『内部被ばくを生き抜く』監督
鎌仲ひとみ
環境、エネルギーなどマスメディアが扱わないテーマを追求し、ドキュメンタリー映画として市民に自主上映してもらう方法で作品を届けている。過去に「ヒバクシャー世界の終わりに」(03)、「六ヶ所村ラプソディー」(06)、「ミツバチの羽音と地球の回転」(10)を手掛ける。
本作では、広島やイラク、チェルノブイリ、福島での内部被ばくに詳しい4名の医師のインタビューと、福島県二本松市で内部被ばくと戦う人々の様子がおさめられている
★上映会あり!★
『内部被ばくを生き抜く』上映会&鎌仲ひとみ監督講演会
5月6日(日)に岡山市内で鎌仲ひとみ監督を迎えた上映会が開催されます。詳しくは、TJ5月号でチェックを!
3月12日(月)に開催される、癒やし効果抜群(!)と思われる素敵な上映会のご案内をいただきました。
資料で写真をいただいたのですが、それを見ただけで心がほぐれそうです。
この時期の編集部は、入稿前の殺伐としておりますが、抜け出してちょっと行ってみようかな…。
皆さまもぜひ~!
◆イベントタイトル
「世界の山旅・辺境の旅」スライド上映会
◆開催日時
3月12日(月) 18:30~20:30
◆会場:
岡山国際交流センター 研修室
◆料金
無料 ※要予約
◆プログラム
第1部 大森武生氏による山のお話(岡山大学山岳会会員)
第2部 ヨーロッパ、カナダの山旅のスライド上映会
第3部 キリマンジャロ、南米、中国、東南アジア、アメリカ
などの山旅のスライド上映を上映。
さまざまな方面の「世界の山旅」を美しい映像で紹介。お楽しみ抽選会や地元・登山ガイドの話聞けるそうです!
◆問合せ先
アルパインツアーサービス㈱
℡06-6444-3033
http://www.alpine-tour.com/

1878年に馬のギャロップの連続動作を撮影することに成功した写真家エドワード・マイブリッジ。運動の写真解析分野の先駆者である彼の功績は、のちの映写機誕生の基礎となる。その彼の姿と、ある母と娘の情景という異なるふたつの世界の対比を「時間」というキーワードで描いた本作。今回、『頭山』(02)でアカデミー賞ノミネート経験を持つ山村浩二監督に、最新作について話を聞いた。
――まずは今回の作品の着想について教えてください。
マイブリッジではなく、東京のシーンで出てくる母と娘がピアノを弾いているというスケッチがきっかけでした。そして、そこにはなぜか動物のスケッチも描いていて。そんなスケッチを無意識に描いているうちに、実はこれは時間というものを象徴しているのかなと漠然と思い始めました。このスケッチは、2002年に描き始めたのですが、それはちょうど娘の幼児期が終わって小学校に入った時でしたね。その頃は、、「同じ自分の子どもなのに、赤ちゃんのときとまったく違うよね。もう過去のあの子には会えないんだよね」って妻が寂しそうに言っているのを聞いて、漠然と時間って何だろうって考えるように。過去に戻れないってことは当たり前のことなんですけど、時間という概念は自分たちの生きている中でどんな意味があるんだろうってことを考え始めた時期でしたね。
一方、マイブリッジについてはアニメーション作家として以前からよく知っていました。彼が撮影したウマの写真は、スケッチする上でとても参考になるんです。僕らの世界では、彼が撮影した写真は参考書みたいなものなんですよ。あるとき、たまたま映画史の本を読みなおしていたら、マイブリッジがウマの連続写真を最初に撮る際に、糸を使った実験があったことを知りました。その中で、「マイブリッジの糸」という言葉が印象に残りましたね。ウマを走らせた勢いで糸を切り、カメラのシャッターを押させて撮影をする実験なのですが、糸を切ることで時間をとどめるという行為がとても詩的だなと感じました。そこで、少し「母と子」の時間についてイメージが結びついていって…。そうするうちに、僕の頭の中で自分が母と娘のスケッチで描いていた動物が、だんだんマイブリッジの動物たちとリンクし始めてきました。アジア人って、干支に始まるように、動物で時間を示す文化がありますよね。その部分が僕の頭でリンクしていって、母と子、マイブリッジ、動物、時間…と作品の核ができあがってきました。
――母と娘のシーンは、母親の娘に暖かくも、切ない視線で描かれていましたね。
これは、僕の妻の視線を想像して描いてみました。子の成長にしたがって、母と子の関係がだんだん離れていく実感を、その頃の妻がとても言っていましたから。本当に悲しがってたんですよ、「もう昔のあの子とは会えない、寂しい」って。「そんなの当たり前じゃん」って、僕は横から見て思ってたんですけど、やはり母と子の関係って特別なんだなって。
――二人がピアノを弾くシーンでは、二人の手の重なりで表情がみえるようでした。
今回は、なるべく母と子の表現を、抽象化したかったんです。ある特定の個人というより、みんなのイメージの中での「母と子」というイメージにしたかった。そうしたときに、顔の表情よりも手の表情を中心にして映画が作れないかなって。僕が好きな映画にロベール・ブレッソンの『ラルジャン』(83年仏)という作品があるのですが、彼も手や足など、顔じゃない部分で映画を組み立てていくんです。僕の作品も必ずしも、人物ではないところで人生や物事の起こりを描いていけるんじゃないかなって。
――作品全体で流れる「絵のゆらぎ」が観ていて心地よかったです。あれは計算されて描かれているものなんでしょうか?
アニメーションって、そもそもかなり作為的なものなんですね。紙の上に、ゼロからああしようこうしようって描いていくので。ですが、僕自身がそんな作為的なアニメーションにだんだん嫌気が差してきて、今回は気持ちの赴くままに描いてみたいと。最終的には、それがたまたま映画になったみたいな感じにならないかな、と思ったんです。だからなるべく自然に、無意識的に絵を描いていきました。一般的には動きのない背景と動きのある人物などは別々に描くのですが、今回は一枚の紙の上にすべての要素を描きました。すべての要素が時間の中で流れていくような描き方をしているので、自然にインクや鉛筆のムラが出てゆらぎとして画面に出てきましたね。計算…ではないけど、なすがままに描いた感覚です。ただ、どんな画面にするかという点は試行錯誤を重ねたので、思い切って捨ててしまったカットはこれまでの作品の中でも多かったです。
――描き続ける中で、制作にとても時間がかかったシーンってありますか?
観客からすると、観るとなんてことないシーンですが…、最初に母親が背中越しに包丁を切って、そのあと魚から時計が出てきて…というあのカット。その2カットの流れを作るのにとても時間かかりました。もともとブリューゲルの絵をもとに、魚から時計が出てくるっていうアイデアはずっとあったんですけど、母親の造形や、東京でのシーンをどう描くのかっていうビジュアル面で迷いがずっとあって、何回もあのシーンはやり直しました。逆に、ひと目で派手なシーンは気持ちよく描いてるんですよ。マイブリッジが愛人を射殺する殺人のシーンをはじめ、映像的に動きのあるシーンは逆に時間はかかってないですよ。もちろん、現実的な絵を描くっていうとこではかかってますが、悩まずに進められました。
――作品では、バッハの『蟹のカノン』が使われています。
あれは、構想のかなり最初の段階で、『蟹のカノン』を使おうと思ってんたんですよ。あの曲は2つの旋律が時間軸上で左右対称になっていて、一方の旋律を逆に弾くともう一方と同じ旋律になる不思議な構造の曲。そのことを知っていたもので、おもしろいから使ってみようと。現実では時間は戻らないんですが、音楽の構造の中では時間が逆行しているんです。
――2頭の馬の足がくっついて2方向に走るシーンは、『蟹のカノン』を象徴していますね。
そうです、あのシーンはまさに『蟹のカノン』からの発想。ちょうどあのシーンで、曲が対照的に入れ替わっています。馬が足だけで走っていて、伸びて切れるあたりが、曲の中心にですね。映像が対照的に広がって、入れ替わり、今度は逆に馬が走り出して、母と子がだんだん過去に戻っていくっていうシーンにつなげています。
――ご自身はどういうところに制作のおもしろさを見いだされますか?
どの制作過程も好きですが、やはり最初の作品の発想をしはじめるときですね。何か作品のイメージが見えそうで見えないっていうあたりもおもしろいですし、それをどう形にしようかってことで試行錯誤してるときもおもしろいです。実際それを仕上げて絵を描いてるときも、絵を描くこと自体が好きなので、それはそれですごく楽しい。けっきょく、全部楽しいですね(笑)。まぁ、アニメーションの場合、ちょっと忍耐もいるけれど(笑)。
――イメージを膨らませるために、特別に何か行っていることはありますか?
心がけてはやってないですけど、本を読んだり映画を観たり音楽を聴いたりとかすることは好きです。ただ制作中はそういう時間を取れないのも事実で・…。とはいえ、映画祭に参加したりってことでまとめてアニメーション観る機会もありますし。あとは日々、何か思いついたらスケッチをするっていうくらいですかね。
――こうやっている今も次回作の構想は練られてますか?
次はちょっと長いものを考えてます。今までは、短い時間の中で、大きな宇宙をみせたいという気持ちがありました。でも次は約60~70分の長編をと。イメージとしては、幻想的なものになるとしか、まだ説明できないです…。
―――本作は、出資をカナダから受けていますが、世界中で作品を共感してもらえるポイントはどんな部分にあると思いますか?
おそらく、母と娘の関係や時間そのものの概念は、誰もがどこかで意識したり考えることだと思います。僕自身もそういう普遍的なテーマを今後も描いていきたいなという思いが常にあります。そうやって描いたアニメーションって寿命が長いと思ってるんですよ。その時々に消費されていく映像ではなく、20年、30年後に観ても、鑑賞に耐えうると。そうやってよりグローバルでパーマネントな題材を描いてるからこそ、いろんな国で広く受け入れられるんじゃないかなと思ってます。
―――最後に、読者に対して観客に対して、メッセージをお願いします。
この映画には、いろいろな仕掛けを理論的に仕掛けている部分と、すごく感覚的に描いてる部分があります。ストーリーを探ろうと思うと、ちょっと分からなくなるかもしれないですけど、映像そのものに身を任せてもらって、何かを感じ取ってもらえれば、個人の中で深く響くところがあると僕は信じてます。音楽を聴くような感覚で観ていただければと思ってます。

© 2011 National Film Board of Canada / NHK / Polygon Pictures
3月2日まで、シネマ・クレール丸の内で上映。
ヤマムラアニメーション
http://www.yamamura-animation.jp/body_j.html
【山村浩二監督プロフィール】(アニメーション作家)
1964年生まれ。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。これまで国際的な受賞は70を越える。2010年文化交流使としてカナダで活動。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』(共に福音館書店)など絵本画家、イラストレーターとしても活躍。DVD作品集は日本、フランス、アメリカ、カナダで発売されている。東京造形大学客員教授、東京藝術大学大学院映像研究科教授。
明日2月25日(土)よりMOVIX倉敷公開の映画『しあわせのパン』。
この岡山公開を記念して、人気ベーカリーさんと配給会社のアスミック・エースエンタテインメント(株)さん、そしてTJおかやまで企画を立ち上げました!
その名も、映画『しあわせのパン』を見て、「しあわせパン」をもらおう企画でございます。
大切な人と「分け合う」幸せを教えてくれる本作。作品にちなんで、県内の人気ベーカリーに店オリジナルの「しあわせパン」を作っていただきました。通常販売もしていますが、MOVIX倉敷で映画を鑑賞時に配られるフライヤー、TJおかやま3月号掲載記事に付いているクーポンで無料プレゼントもしてもらえます。
2月25日(土)~3月25日(日)の一カ月の期間限定イベントなので、お早めに。映画の楽しさ、パンのおいしさをいろんな人とシェアしまくってくださいね~♪

★クーポン利用の注意★
各店で500円以上お買い上げの場合のみ使用可/クーポン一枚に付き1個の引き換え/レジにて掲示/他クーポンとの併用不可/換金不可

(C)2011「しあわせのパン」製作委員会
★★★★★★★★★★★★オリジナル「しあわせパン」はこちら★★★★★★★★★★★★★★★
『焼きたてパン広場 おかやま工房 リエゾン』(岡山市北区田中)のプレゼントは「しあわせのわぱん」1/5カット (1個250円 ホールは1250円)
「おいしいパンを焼いて、お待ちしてま~す!」とスタッフの横田典子さん、松井由加さん
『おかやま工房 国富店』(岡山市中区国富)のプレゼントは「しあわせの絆パン」1個 (1個160円)
『焼きたてパン はやしま工房』(都窪郡早島町前潟)のプレゼントは、「しあわせの天使のリング」1個(1個100円)
『小さなパン屋 プレッツェル』(岡山市中区高屋)のプレゼントは「やさしいブルーベリー食パン」ハーフサイズ(ハーフサイズ240円 一本480円)
「お手頃価格のパンをいっぱい揃えているので、合わせてどうぞ」と、オーナーの野口徹&陽子夫妻。

『パン工房 くるみの木 リエゾン』(津山市押入)のプレゼントは、「しあわせのクリームロール」1/6カット(ホールは300円)
第75回アカデミー賞短編アニメーション部門で、
日本人初の正式ノミネートされた『頭山』。
その監督を務めた、山村浩二さんが新作『マイブリッジの糸』とともに来岡されます!
2月25日(土)16:30~@シネマ・クレール丸の内にてトークショー付きの上映会を開催。これを機に、世界を舞台に活躍するアニメーション作家のお話を聞いてみてください。作品上映は、3月2日(金)まで。

© 2011 National Film Board of Canada / NHK / Polygon Pictures
ヤマムラアニメーション
http://www.yamamura-animation.jp/body_j.html
【山村浩二監督プロフィール】(アニメーション作家)
1964年生まれ。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。これまで国際的な受賞は70を越える。2010年文化交流使としてカナダで活動。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』(共に福音館書店)など絵本画家、イラストレーターとしても活躍。DVD作品集は日本、フランス、アメリカ、カナダで発売されている。東京造形大学客員教授、東京藝術大学大学院映像研究科教授。
シネマ歌舞伎やメトロポリタン歌劇場のオペラなど、ライブビューイングを精力的に上映しているMOVIX倉敷にて、とうとうついに…ミュージカル『オペラ座の怪人』の上映が1月28日(土)より1週間限定で決定しました!
フランスの作家ガストン・ルルーの同名小説をもとに、パリ・オペラ座の地下深くにすむ「オペラ座の怪人」と歌姫クリスティーヌの悲恋を描いたミュージカル『オペラ座の怪人』。本作は、昨年10月に、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて『オペラ座の怪人』25周年記念公演になります。25周年記念にふさわしい総勢200名以上にのぼる出演者およびオーケストラに加え、特別ゲストも登場。舞台セットの目玉には、映画で使用された2万個ものフルカットのスワロフスキー・クリスタル製の豪華なシャンデリアがお目見えします!
【あらすじ】
19世紀中頃のパリ・オペラ座。そこでは、“オペラ座の怪人”の仕業とされる奇怪な事件が人びとを震撼させていた。醜く歪んだ顔を仮面に隠し、オペラ座の地下深くにすむ怪人は、コーラスガールのクリスティーヌに心を寄せる。そして「音楽の天使」として彼女に近づき、夜ごと歌を教えていた。彼女をプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいとの願いからだった。だがクリスティーヌは、再会した幼なじみのラウル子爵と愛し合うようになる。それを知り嫉妬に狂った怪人は…。

『オペラ座の怪人』公式サイト
http://operaza25.jp/
『映画けいおん!』が岡山メルパで上映が決定しました!
昨年12月公開に公開した本作ですが、動員100万人を超える大ヒット。
女性誌の表紙を飾るなど、アニメ作品としては異例の社会現象となっております。
ちなみに、皆さんはキャラで誰が好きですか??
わたくしはぶっちぎりで、あずにゃんですね。かわいいよね、あずにゃん、かわいいわ~♪
上映を見逃したけいおんファンの皆さま、ぜひこの機会に映画館の中心で「あずにゃーーーん!!」と(心の中で)叫んでくださいませ★
【あらすじ】
大人気TVアニメシリーズの映画化。桜が丘高校在学中の軽音部5人の繰り広げるゆるやか部活ライフを描く。卒業を控えた軽音部3年生 唯、澪、律、紬の4人は、部室でお茶したり、バンドの方向性を話し合ったりといつもどおりの時間を過ごしていた。ある日、同級生たちが「卒業旅行」を企画していることを知り、唯たちも卒業旅行に行くことに。そのことを聞いた梓も参加することになり、各自、候補地の希望を出す中、くじ引きの 結果「ロンドン」へ行くことが決定! 旅行の準備をしつつ、それぞれのロンドンへの思いをはせるのだが…。

©かきふらい・芳文社/桜高軽音部
映画 けいおん! 公式HP
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/
昨年末、岡山の映画界でうれしいお知らせが…。
TJでもインタビューをさせていただいた真庭市のトマト農家・山崎樹一郎監督『ひかりのおと』が、1月25日(水)からオランダで開催されるロッテルダム国際映画祭に正式招待されることになりました!
地方発の映画が海外で上映される…、これ、すごい快挙です!
さっそく監督の山崎さんと、プロデューサーの桑原広孝さんにお話を聞いてきました。そこで、今回の映画祭招待の経緯から、なんと次回作の構想まで聞けちゃいました~。なんと、次回作は時代劇になるそう…。詳しくは、TJ2月号(1月25日発売)P195で紹介しているので、チェックください。
山崎樹一郎監督(左)と桑原広孝プロデューサー(右)、年始のお忙しい中取材のご協力ありがとうございました!
『ひかりのおと』公式HP
http://hikarinooto.jp/
舞台に立つ側も観る側も、相互に励まし合える。
エンターテイメントって本当に辛いときこそ必要なんです。
映画『フラガール』(06年/李相日監督)で注目を集めた、福島県いわき市の『スパリゾートハワイアンズ』。しかし、昨年3月の東日本大震災の影響で、その後施設は完全に休業してしまいます。そんな困難な状況にありながら、フラガールや施設を支えるスタッフたちは、『ハワイアンズ』営業再開に向けてずっと活動を続けていました。その彼らの活動に密着した映画『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』が、1月7日(土)よりMOVIX倉敷で公開。今回、石原仁美プロデューサーとフラガールダンシングチームの大森梨江さんにお話を聞きました。
――映画を作ろうと思われたきっかけは?
石原 この映画は、映画『フラガール』でお世話になった『スパリゾートハワイアンズ』のみんなを、継続的に支援をしようと思ったのがきっかけでした。義援金や物資などの支援も行っていたのですが、映画人として何ができるかって考えたときに、やはり映画を作ることかなと。でも最初は、顔見知りの皆さんにカメラを向けることに抵抗がありましたね。本当に撮影してもいいんだろうかって。でも、被災地の避難所を訪れたときに、地元のおばあちゃんたちが「また、映画作って~」と声をかけてくれたり、映画『フラガール』をボランティアの方が上映してくれて、現地の方が次回作に期待してくれたりと、少しずつ背中を押された感じですね。
大森 最初に映画の話を聞いたときは、本当にびっくりしました。どうしようって…。『ハワイアンズ』復活に向けた全国キャラバンが始まった当初から、たくさん取材をしていただきましたが、取材されること自体にとまどっていた時期だったので…。でも、昔から『フラガール』の映画でお世話になっている石原さんたちからのお話だったので、大丈夫だと。素直に取材を受けさせていただきました。
石原 今回、約200時間も撮影しました。いわきの人の気質なのか、私たちが遠慮したのが嘘みたいに、皆さんどんどん撮ってくださいって、本当に前向きなんです! 特に、『ハワイアンズ』の斉藤一彦社長は「起こったことは、起こったことだからしょうがない。隠したるするんじゃなくて、いわきのみんなはこんなにがんばっているよって映画で伝えたい」って言ってくださいましたから。前向きな皆さんの姿に、こちらが元気づけられました。
――確かに、スクリーンからは『ハワイアンズ』の皆さんの力強さが伝わってきました。
大森 最初はダンサーの私たちはとても不安でしたね。暗闇の中にいるという感じでした。でも、徐々に全国キャラバンの日程が発表されて、自分たちのやることが見えてきました。キャラバンで踊った各地でお客様から温かいお言葉をかけていただきましたし、お手紙もいただきました。そんなやり取りが、私たちみんなの励みになったと思います。
石原 エンターテイメントって本当にこんなときこそ必要なんですよ。これって、相互のやり取りでしょ? 舞台に立っている側も観ている側も相互にエネルギーをもらえる。それが、生きる力につながっているんです。そのすばらしさが、今回の作品で表現されていると思います。
――そのエネルギーは、ラストのダンスシーンでしっかり伝わってきました。
大森 昨年10月のプレオープンで、ステージに上がれたのは本当にうれしかったです。お客様も喜んでいただいているのが、ステージにいながら伝わってきて本当に一体感のあるひとときでしたね。
――その後、完成した作品を観られた感想は?
大森 自分が、思っていた以上にたくさん映っていたので、びっくりして号泣してしまいました…。どうしていいか分からなくなってしまって…。そうやって泣きながら観てしまったので、実はそのときは作品の内容をあまり覚えてなかったんです(笑)。なので、もう一回観に行ってしまいました。
石原 監督の小林正樹さんは『世界ウルルン滞在記』をはじめとするドキュメンタリー撮影が得意な方でした。ドキュメンタリーって撮影時に何が起こるか分からない分、監督がその場で一番感動したことにフォーカスされていくんです。きっと監督自身が大森さんの生きざまに共感していったのが、現れたんでしょうね。
――最後に読者にメッセージを。
大森 ひとりでも多くの方に観ていただいて、いろんなものを感じ取ってほしいですね。ドキュメンタリー映画ですが悲しい話ではないので、観たらきっと笑顔になれるはずです。また、わたしたちの福島を忘れてほしくないし、さらには今後いつどこで何が起きるか分からない…というのも考えさせられるので、そのきっかけにしていただければと思います。
石原 本作では、3月11日以降の『ハワイアンズ』復活についてを描いていますが、その背景にエンターテイメントの底力が表れています。『ハワイアンズ』のみんなが届けてくれるエンターテイメントは、人々を勇気づけます。震災によっていろんなものを抱えながらもそんなエンタメに彼女たちの生き様をぜひ観てほしいですね。それできっと元気になるはずですよ! そして、いつまでも福島のことを思い続けてほしい。人間は強くて、必ず再生するっていうことが福島で証明されるはずですから!
(写真右より)ダンサー・根本美由紀さん、プロデューサー・石原仁美さん、チームサブリーダー・大森梨江さん、ダンサー・寿々木麻美さん

『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』
http://ganbappe.j-cqn.co.jp/
今ではほとんど少なくなってしまった映画館の企画上映。
岡山では、岡山メルパで不定期で開催されているのを皆さんご存知でしたか??
新春一発目は、「なつかしの日本映画 昭和映画傑作集」です。
●1月7日(土)~20日(金)
『まむし兄弟』((出演:菅原文太、川地民夫ほか)
【あらすじ】
「懲役太郎 まむしの兄弟」でコンビを組んだ菅原文太・川地民夫の「まむしの兄弟」シリーズ第2弾。
州本で一家をかまえる父・竹之助が、自分の縄張りにレジャーランドを建設しようとする兵頭組の申しでを断わったために暗殺されたことを知った京一。政と勝の助けを得て、脱走を計るも失敗し殺されてしまうのだった…。
●1月21日(土)~27日(金)
『五番町夕霧楼』(出演:佐久間良子、河原崎長一郎ほか)
【あらすじ】
夕子の家は木こりの父・三左衛門と肺病の母、それに妹二人という貧乏な暮らしでだった。色白で器量がよい夕子を、京都五番町タ霧楼の女将かつ枝は一目でみそめる。夕霧楼での夕子は、同僚のうけもよく、かわいがられた。そんな夕子にかつ枝は、夕霧楼とは長年のお得意の西陣の織元竹末甚造に水揚げを頼むのだった。しかし、時期を同じくして櫟田正順という青年が夕子のもとを訪れるようになり…。
どちらも一律1000円、夫婦なら二人で1800円です。
なかなか観ることのできない作品ですので、この機会にぜひ★
昨年11月に封切られた『アントキノイノチ』が、岡山メルパで上映されることが決まりました~!
かくいうわたくしも見逃してしまったので、ぜひこの機会に榮倉奈々さんと岡田将生くんの演技に癒やされて来ようと思います…。
1月7日(土)~岡山メルパにて上映です。

(C)2011「アントキノイノチ」製作委員会
『アントキノイノチ』
http://antoki.jp/
ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノの『グラインドハウス』。
本編の『プラネット・テラー』と『デス・プルーフ』の合間で流れたフェイク予告編のみだった『ホーボー・ウィズ・ショットガン』がこの度リアル映画になりました!監督も予告編と同じジェイソン・アイズナー。「5分に1度のショック描写!」といううたい文句に期待大です…(笑)。
主演が、『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーというのもニクい。
1月7日(土)シネマ・クレール丸の内で公開です。お見逃しなく!
【あらすじ】
主人公は、初老の流れ者・ホーボー。犯罪組織が牛耳る街で痛めつけられ、無気力にみじめな日々を送っていたのだった。そんな中、偶然訪れた質屋で強盗に出くわしたホーボーは、反射的に店内にあったショットガンで強盗を射殺する。これをきっかけに悪に立ち向かう決意をし、次々と犯罪者を血祭りにあげていく…。

(c)2011 HOBO INC. / 3243988 NOVA SCOTIA LIMITED
『ホーボー・ウィズ・ショットガン』 (R18+指定)
http://hobo-movie.com/
1月28日(土)に公開が決まった、東野圭吾原作の映画『麒麟の翼』。
この公開に先駆けまして、『MOVIX倉敷』と『喜久屋書店倉敷店』、『タウン情報おかやま』の3者合同で試写会の開催が決定! この試写会に抽選で40組80名のTJ読者をご招待いたします。下記のフォームより応募ください。

(C)2012映画「麒麟の翼」製作委員会
【麒麟の翼 ~劇場版・新参者~】
●12日 東宝●監督/土井裕泰●原作/東野圭吾●出演/ 阿部寛 新垣結衣 溝端淳平 中井貴一 1月28日(土)より、岡山メルパ、TOHOシネマズ岡南、MOVIX倉敷にて公開
東京・日本橋の翼のある麒麟像にもたれかかるようにしてひとりの男が死んでいた。刑事・加賀が捜査に当たる中、容疑者の八島が逃亡中に車にはねられ意識不明になってしまう。八島の恋人・香織は涙ながらに、彼の無実を訴えるのだが…。原作者・東野圭吾自らが認めた「加賀恭一郎」シリーズ最高傑作。連続ドラマ『新参者』に引き続き、主人公の加賀を阿部寛が演じる。
【試写会詳細】
『麒麟の翼~劇場版・新参者~』試写会
開催日時:1月23日(月)18:45~
会場:MOVIX倉敷(倉敷市水江)
応募方法:
下記応募フォームより住所・氏名・年齢・電話番号を明記の上応募ください。
応募フォーム:http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/kirin/
締め切り:1月15日(日)
※当選は、試写状の発送をもって代えさせていただきます。
さらに、TJ1月号P197では『喜久屋書店倉敷店』スタッフの大倉さんが原作本の魅力を紹介してくれています。原作の魅力をたっぷり予習して、いざ試写会に応募を!!
本日、イオン倉敷のセントラルコートで、映画『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』のイベントが行われました。
まず最初に、倉敷市出身の石原仁美プロデューサーによるトークセッション。
制作までに至ったきっかけや、映画のみどころなどをふんだんに語っていただきました。
(こちらは、後程アップするインタビューでチェックを。)
そのあとは、観客が待ちに待ったあのフラガールによるパフォーマンスが。
華やかな衣装に身を包んだフラガールたちが、ステージに登場するなり客席からは歓声が起こりました。自然と手拍子も鳴り、会場はかなりの熱気に包まれました。一瞬、イオン倉敷が南国ハワイになったかと…。その後、衣装替えも行い何曲も披露。イベント終了後も、舞台には写真撮影や握手を求めるお客さんが絶えず、岡山でもすさまじい人気ぶり!
本来ならばこちらが応援をしないといけないところを、フラガールの皆さんから元気を分けてもらっちゃいました。観客の皆さんも、きっとそう感じられたはず。迫力あるダンスは、映画本編でも披露されています。1月7日(土)からMOVIX倉敷で公開ですので、お見逃しなく!
『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』
http://ganbappe.j-cqn.co.jp/
倉敷での思い出も含めながら、映画について語る石原プロデューサー。プロデューサーいわく、いわき市と倉敷市の人は、明るく朗らかな部分で似ているのだとか。
フラガールを代表してあいさつしてくれたサブリーダーの大森梨江さん。大森さんは、原発避難地区に該当する福島県双葉町の出身。映画には並々ならぬ思いが。
会場には、モールの2階にまでお客さんがびっしり!
1月7日より、MOVIX倉敷で公開の『がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』の公開を記念して、先ほどプロデューサーの石原仁美さんと福島県の『スパリゾートハワイアンズ』フラガールダンシングチームサブリーダーの大森梨江さんにインタビューしてきました! 石原さんのエネルギッシュなトークもさることながら、フラガールの皆さんの美しさにくらり。映画で観た以上に、皆さんお美しかったです。
(インタビューの模様は、のちほどブログでアップいたしますので、お楽しみに★)
そこでなんとうれしいイベント情報をゲット。
今回映画のキャンペーンで来岡したフラガールの皆さんが、明日イオン倉敷で特別にフラダンスショーをされるそうです!もちろん、鑑賞は無料。映画『フラガール』でも話題となった彼女たちのハイレベルなパフォーマンス、ぜひ生で体感してくださいね。プログラムには、お客さんを巻き込んだフラダンスの体験コーナーもあるとか。楽しみですね!
★イベント詳細★
日時 * 12月20日(火) 開始13:00~ (約45分を予定)
会場 * イオンモール倉敷 1F セントラルコート (倉敷市水江1)
入場 * 無料
プログラム *
フラガール3名によるフラダンスショー&一般参加の体験フラダンス/石原プロデューサーによる作品の制作秘話などのトークショー