今年度のアカデミー賞のノミネートが発表されましたよ。
その中の「17歳の肖像」で、脚色賞でニック・ホーンビィの名前が挙がっているではないですか!!
私が大好きな映画「ハイ・フィデリティ」の原作者です。
16歳の少女が大人の男性と出会い、その日から彼女の生活がロマンティックで刺激的に変化していく…といった話のよう。
うーん、私が好きなホーンビィ的「愛すべきだめな男」の気配はないようです。でも、観た人のレビューによると、ユーモアたっぷりに描かれているとのこと。
60年代初頭という背景で、ロックな展開を期待してよさそう。…と、勝手に期待します。
早く観たい!!!!!
ちょうど、「ハイ・フィデリティ」を観直したところだったので、なんだか勝手に運命を感じます。
オスカー、獲っちゃったりして?
山田洋次監督の最新作『おとうと』。主演に、吉永小百合・笑福亭鶴瓶を据えた話題作。その脚本・助監督を務めた平松恵美子さんは、岡山県倉敷市出身。キャンペーンで地元に帰ってきた彼女に、『おとうと』の感想をぶつけてみました。
---この作品には、日本文化の「当たり前」が、すごく美しく描かれてるなと感じました。例えば、娘が嫁ぐ日の描写とか、セリフの日本語の美しさとか。
これは、山田洋次監督の持っている体質みたいなものじゃないかなと思いますね。嫁ぐ日のシーンは、山田作品には昔からあるんですよね。『釣りバカ日誌』とかにも。こういった場面は好きなんでしょうね。好きだし、> 大切にしていくべきことだと思ってらっしゃると思います。
---この作品は、これまでにリメイクされていますが、本作はオリジナルのストーリーで、原作からかなり自由な形で作られています。
オリジナルは思春期ならではのじゃれあいが多いんですね。家族の中で放置された孤独を慰めあうようなじゃれあい。それを50歳、60歳になってやったらおかしいじゃないですか。だから、極自然に「(姉弟のやりとりが)そうなっていった」という話にしたかったんです。
ただ、どうしても「リボンで2人の腕をつなぐシーン(※1)」は、やりたかったんですよ。姉弟の最後の絆をリボンで表現したかった。リボンの色にもこだわったりしたんですよ。いろんなピンクの色でカメラテストして、最終的にあの色になりました。
---この作品を今、公開することに意味があるのかなぁと。そういう観点では、「看取り」や「ターミナルケア」といった現代的な問題に触れつつ描いているところが、「今」の部分かなと思うのですが。
劇中の「みどりのいえ」(弟が看取られるケアアウス)には、「きぼうのいえ」っていうモデルがあるんです。その施設を発見したということが、この『おとうと』を現代のドラマにできた鍵だったなと思います。あそこの人たちは、「ひたすら見送る」人たちですからね…。
脚本を書く直前くらいに、「きぼうのいえ」に出会ったんです。それを機に、監督とも「看取り」についてたくさん話し合いましたね。、「きぼうのいえ」には、私たちも何度もお邪魔しましたし、吉永さんと鶴瓶さんにも足を運んでいただきました。
---劇中、吉永さんと蒼井さんが抱擁するシーンがあります。日本人の場合、こういう場面にどこか気恥ずかしいというか不自然な感じが否めないのですが、本作では、それまでの世界観に引き込まれているので、すごく当然な行為のように感じられました。
あのシーンの前に、2人がそれぞれ違う経験をしているんです。母親の吟子(吉永小百合)は、弟に「お姉ちゃんところで死ぬんやない」と言われてショックだったと思うんです。さらに、まったく知らなかった弟の大阪での暮らしを目撃してきて…。それを、娘の小春(蒼井優)の前では押し殺している。また、吟子は薬剤師という設定なので、どこか理性的なキャラクターがある。一方、娘の小春は、亨(加瀬亮)に告白されて「私、もう一度やり直せるんだ」という喜びを感じている。そういう別々の体験をした2人だからこそ生まれる感情の高揚が、あの抱擁を自然なものにしているんじゃないかなと思います。
私も個人的には、日本人で抱きあうのは好きじゃないんですよ(笑)。でもあそこは珍しく、脚本を書く段階で山田さんに「抱きしめてあげたらどうですか?」と言いましたね。
---亨(加瀬)の告白シーンは、グッときました。
あのシーンは、山田さんの演出力ですよね。あんなふうに、こぶしを上げて「やったー」って言わせるなんて、なかなか発想できませんよ。ああいった演出を見せられると、「あぁ、やられたぁ」って思いますよね。
---最後、弟の鉄郎(鶴瓶)を嫌っていたはずの祖母のセリフで、家族の絆の強さがズシンと伝わってきました。ラストは、最初から決めていたんですか?
いやいや、あそこに「たどり着いた」って感じですね。実は最初は違うセリフだったんです。現場を重ねながら生まれてきたシーン、そこに落ち着いたシーンですね。
---作品全体が、自然の流れで紡がれているという印象を受けます。
それは、山田組だからだと思いますよ。スケジュールがゆったりしてるんですよ。考える時間があるんです。あと、山田組はラッシュ(※2)をよく観るんです。「このシーンはどうだろう」と立ち止まる時間がある。こういう余裕のある現場は、今あまりないですからね。まぁ、これが当たり前で、「あるべき姿」だと思うんですけどね。
---これから観る方に、メッセージを。
そうですね。吟子と鉄郎の仲や、小春と亨の間もそうなんですが、「やり直すのに、タイムリミットはない」ということが、この映画の隠れたメッセージじゃないかな。
また、この映画は「行間の映画」だなと思っています。鶴瓶さんは、実は数えるほどしか出てきてないじゃないですか。その行間を「味わって」「想像して」くれると、もっといろんなことを感じてもらえる映画になっていると思います。
※1 「リボンで2人の腕をつなぐシーン」/市川崑監督作品の『おとうと』で、重要なシーン。過去のリメイク作品でも、このシーンは再現されている。
※2 ラッシュ/未編集の下見用フィルム
明けまして、おめでとうございます!
2010年になって2日目の今日、初仕事をしてまいりました。
「第7回 NHKミニミニ映像大賞」でグランプリを獲った植田久貴さんへのインタビュー。
岡山出身の植田さん、今は東京で活躍されているのですが、帰省中というウワサを聞いて速攻アポ入れ。
以前、「タウン情報おかやま」でも連載をしてくれていた監督・安井祥二さんの現場にも携わっていたとのことなので、年始にも関わらず2人に無理を言って出てきていただきました。
インタビューは、1月25日発売の2月号のスクリーンコーナーで読んでくださいませ。
23歳で上京して、現在26歳の植田さん。映像に取り組む姿勢が、「今」と「その先」を見ている感じがいいなと思いました。
「発信すること」以上に、「発信し続けること」を考えているように感じたんです。これ、なかなか分かっていても「待ち」の姿勢になってしまいますよね。
なんにせよ、若い世代の人たちが思いを持って動いていることは感動的だし、安心します。
2010年最初の仕事は、すごく気持ちのいいものになりました。
さて、これからがんばってテープ起こしするぞ!
今年もたくさんの映画に出会えますように。
写真撮影のときは、ノリノリの植田さん。本誌では、まじめバージョンを使います。
左は、同じ撮影現場を経験したことがある岡山在住の映像作家・安井祥二さん。「タウン情報おかやま」でも以前、連載をしてくれていました。
「タウン情報おかやま」1月号の「映画部」では、松田優作ムービーについて掲載予定です。そのつながりで、優作と親交のあった金子正次の話題に。
映画「竜二」の主演で、映画公開1週間後にガンでこの世を去った伝説の男。
この伝説について、私は高校生の頃、女性週刊誌の記事をサロンで読んだ記憶がある。そのとき、「観てみたい」と思いながら、恥ずかしながら未見のままでした。
そんなわけで、観ました「竜二」。映画部の「あにさま」が貸してくれました。もちろん、VHS! しかも、その金子の生き様を描いた「竜二 forever」(高橋克典主演)とセットで。
なんつうか、もう、「男気とはこういうことか!」という世界。一本の映画をスクリーンに映し出すまでの情熱…というよりも「念」に近い思いが、熱かった! 熱すぎた!
「優作が主演なら、映画化の可能性はあるんだけどねぇ」と言われて、優作との間にも確執が生まれ。それがさらに、金子の魂に火をつけ…。
こんな映画の生まれ方、いまどきあるんでしょうか。あると信じたい。
金子の死んだ日から、6年後の同じに優作が死んでいるという事実、2人の間に何かがあるとしか思えません。
「竜二 forever」の中で金子がいう言葉「人間、誰でもいつかはいなくなる。何を残すかが大事なんだ」。
金子正次は、確かに映画界に伝説と傑作と「熱」を残した。でかい仕事だ。
ちなみに、金子が脚本の「チ・ン・ピ・ラ」もおすすめ。高校時代に観てシビれた一本です。
そして、金子は、イ・ビョンホンに似てることに今回気付きました。
皆さん、楽しんでますか?「岡山映画祭」。
私は今日、「ちえみちゃんとこっくんぱっちょ」をさっき観てきました。
この作品は、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督の最初の作品。
横浜監督は、「ウルトラ~」のときには動画コメントをもらいました。
http://www.vis-a-vis.co.jp/machi/interview/ultramiracle200907.php
さらにその前の「ジャーマン+雨」のときには、岡山で「よってたかってインタビュー」をさせていただきました。
http://www.vis-a-vis.co.jp/machi/ex_top/interview/germaname200801.php
そのときから、この「ちえみちゃんとこっくんぱっちょ」のことが気になっていたのです。テキストだけでしか知らなかったこの作品を観るチャンスを与えてくれて、サンキュー岡山映画祭です!
「ウルトラミラクルラブストーリー」同様、ほぼ東北弁。過去の2作品同様、分かりやすい作品でもない。
なので、感じたままを書くと…人間の交わりには、孤独と優しさの噴出がくり返されるのだなー。
観れてよかったです。いろんな媒体で「ラストがよく分からない」的な記述をされていますが、これからそこんところをいろいろ考えたりして「映画の反芻」を楽しみます。
さて、「生きるちから」をテーマに開催中の岡山映画祭、いよいよ佳境です。
11月22日(日)、23日(月)、28日(土)、29日(日)のスケジュールをチェックして、ぜひ足を運んでくださいねー。
http://ww1.tiki.ne.jp/~boken/fes.html(上映カレンダーをクリック)
『沈まぬ太陽』の若松節朗監督にインタビューしてきました。
先日試写会で観た「見応えっぷり」を、感想としてぶつけてみました。
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/review/post_653.php
「あのシーンの意図は?」とか、「あのときの渡辺謙さんの表情は?」とか、結構こまかい部分にも丁寧に答えてくれた監督に感謝です。
岡山のキャンペーンの前に、原作者の山崎豊子さんともお話されたそうで。山崎先生、「これが映画化されるまでは、死ねない」と言ったそうですが、その本人から認められたんだなーと。
監督の話を聞けば聞くほど、もう一度観たくなるんです。3時間22分もある作品なのに、「長い」ではなく「満足」を感じさせるのは、その深さにあるのかなぁと改めて感じたりもしました。
何歳になっても、「踏み出せる一歩」はある。インタビューのあとに、なんだか無性にうれしくなっている自分が。
同じ体験を、たくさんの人たちにしてほしいなと単純に思います。
インタビュー記事は、「タウン情報おかやま」11月号に掲載します。ぜひ、読んでみてください。
シルバーウィークの真っ只中、土曜日から公開されたばかりの『カムイ外伝』の舞台挨拶に行ってきました。
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/review/post_624.php
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/hellomovies/post_627.php
崔洋一監督のインタビューは、『タウン情報おかやま』9月号に掲載されております。
さて、舞台挨拶に登場したのは、主演の松山ケンイチ氏と、崔洋一監督。これは、チケットの予約は肉薄したことでしょう。実際、今日もロビーで、「今日、ここに松山ケンイチさんが来てるって本当ですか? 今からチケット買えないんですか?」と聞いていた女性がいました。
一方、チケットをゲットできたラッキーなお客さんったいは、会場に入るなり「(舞台と自分との距離が)近い!」と興奮気味。音楽アーティストや舞台役者は、ライブや舞台に行けば会えるけど、映画俳優にはなかなか会えませんもんね。この機会、かなりレア。
松竹のイケメンスタッフによる前説が「では、そろそろ登場していただきましょう」という言葉に入る頃には、全員入り口の通路に釘付け。その期待に満ちたたくさんの表情は、忘れられません。
果たして、2人が会場に現れた瞬間の「キャー!!」という歓声も記憶と鼓膜にこにびりつきました。
スクリーン下に立つ2人。ふと観客席に目をやると、シートの背もたれから、完全に背中が離れて前のめりの皆さま。分かります、その気持ち。
以前、「DMC(デトロイト・メタル・シティ)」の舞台挨拶で来岡した際の松山氏は、作品柄かノリ重視のトークでしたが、今回はなんだか大人な雰囲気。
でも、監督とともに、そこかしこに笑いもちりばめながらの数分間。松山氏が、ときどきなまるのも、チャーミングでありました。
トークも終了して劇場を出るときに、客席に向かって監督が「力をください!」と叫ばれたのが印象的でした。
さて、今日はこの舞台挨拶の模様を、ほぼ完全版の形でお伝えいたします。舞台挨拶に行けた人は、その記憶をかみしめつつ、行けなかった人は想像力をフルに発揮しながらお楽しみください。
映画『カムイ外伝』を観れば、このレポートをさらに楽しめることは間違いありません。
では、どうぞー!
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松山 こんちは。今日はようこそ、支配人になりかわって、御礼申し上げます。ありがとう!
監督 すごい熱気です。燃えてるね、岡山。
(松山を紹介して)『カムイ外伝』カムイ役、松山ケンイチです。
松山 (監督を紹介して)この映画のメガホンを取られました崔洋一監督です。
監督 (着用しているTシャツのロゴを見せながら)「カムイ一筋」です。
松山 僕もです。いやぁ、(このキャンペーンも)もう結構な回数ですよね。ここで、17カ所目ですか? 相当なスケジュールなんですけど、皆さんからパワーをもらって、ピンピンしてるんですよね。
監督 今日、四国から岡山に入ってきて、今日の夜は札幌ですからね。
でも本当に、「パワー・トゥ・ザ・ピープル」ですよ。皆さんの力が僕らのエネルギーになるし、また『カムイ外伝』が皆さんのエネルギーになってくれれば、私も松山にも喜びです。
いろんな意味で苦難苦闘の時期もありましたけど、「今日」を迎えるために、こんなふうに(皆さんに)会えるために2人ともがんばってきました。
<会場から拍手>
監督 去年ケンイチも、『DMC(デトロイト・メタル・シティ)』で「トロント映画祭」に行ってきたけど、今年は私が『カムイ外伝』を持って行ってきました。すごいんですよ、お客様のエネルギーが。
この映画には、いろんな術が出てきます。そりゃそうだよね、忍者だもんね。(その術を見たときのお客さんの)反応がおもしろいんですよ。緊張するようなシーンで笑ったり、反応を体で表現するわけ。「おー!」みたいに(のけぞる格好をしながら)。
自分が術をやってるみたいに。自分にとっての『カムイ外伝』に真正面から向き合ってるみたいなね。そういうところが、すごく気持ちよかった。そのときも、すごくパワーをもらったなと思いましたね。
松山 僕も去年行ったとき、そうでしたね。すっごい楽しんでくれてて。映画を観る上で、「料金の分は取ってかえるぜ」っていうふうに、貪欲にお客さんが楽しもうとしてくれてるんですよ。それが、本当にいいなって思いました。
監督 僕は映画監督ですから、映画を作ることで「自分の居場所」を見つけようとしてるんですが、まぁ、居場所を見つけるために映画を撮ってるのかもしれません。
この『カムイ外伝』に秘めた気持ち、心情としてはですね…自分の拠って立っている場所がはっきり見えているときもあれば、見えなくなるときもあるんですね。そういうときに、このカムイの孤独な闘いが重ねるんです。
ケンイチが演じたカムイは本当に強いんですね。だけども、その強さの底には優しさ、その優しさを支える「完璧ではない弱さ」も兼ね備えている。つまり、全然完璧じゃないんですよ。完璧じゃないからこそ、人と人とのつながりがすごく魅力的なんだろうなと思えるんですね。
皆さんに観ていただいて、作り手と受け手の皆さんが遮断されるんじゃなくて、どこかで同じような意識を持てたらとてもうれしいんです。『カムイ外伝』のそばに横たわっているテーマのようなものを、今日皆さんと共有できれば一番うれしいです。(松山に向かって)散々、苦労をかけましたが。
松山 いやいや、僕も皆さんの中に『カムイ外伝』という作品が残ってくれれば幸せです。それで、この仕事が完成されると思うので。(劇中で)カムイはたくさん攻撃されるんですね。僕のマネージャーはもう3回くらい観てるんですけど、同じシーンで思わず体をよけてるんですよ(笑)。敵の攻撃をかわしちゃってるんです。そういう楽しみ方もね。
監督 (ケンイチには)1年くらい訓練してもらったんですけど、今の彼なら、そこの階段から駆け下りてきて、ここで回転、その力で横走りできますよ。
<観客から『やってー!』の声>
松山 やりません(笑)。
監督 その横走り、期待して観てみてください。出てきません(笑)。
でも、アクション監督から訓練の報告を受けてビデオ映像を観たんですが、ケンイチの横走りが本当にかっこよかったんです。これは本当です。映画監督は概ねうそつきですが、これは本当です。
彼が横走りしてきて回転して、刀を構えた姿を観た瞬間、「勝ったな」と思えました。僕がやったんじゃないんですけどね(笑)。
松山 結構、いろんな訓練させてもらったんですよ。カムイは、逃げてきた「抜け忍」なので、すごく野生的な部分があるんですね。山の薪を利用して人を攻撃したり、隠れたり。だから、典型的な忍者の動きはカムイに似合わないなと思って、走り方とか佇まいとか、あと刀の扱い方とか構え方とか、そういうのは訓練の時点からアクション監督と一緒にコミュニケーションを取りながら作っていきました。中でも、手裏剣術。僕が訓練した手裏剣は、普通の十字手裏剣ではなくて棒手裏剣と呼ばれるもので。棒手裏剣の師範の方がいて、その方から、「本当に、よく刺さるね」って言われて。最後の日に、「これ、受け取ってよ」って言われてもらったのが、「手裏剣術 初段」認定の賞状だったんです。
その成果を披露したいところなんですが、今ここに棒手裏剣がないので。
ただ、僕自身が棒手裏剣を投げるシーンは、一切なかったというエピソードでした(笑)。
監督 申し訳ありません、私が言いました「君は、投げなくていい」と。
松山 使ってない部分も含めて、本当にいろんな訓練をさせてもらいました。殺陣もワイヤーの部分も、初めてなんですけど、自分の納得いく満足できる仕事はできたんじゃないかなと思ってます。
監督 そろそろ時間になってしまいました。
<客席から「え~!」との声>
監督 老いも若きも、男も女も、この映画の中でカムイになってもらって、カムイの体の中に入ってもらって、この物語の展開を引っ張っていってほしいし、楽しんでほしいと思います。
松山 この作品は、「トロント映画祭」でもすごく好評だったみたいで。日本の時代劇映画が海外の人たちに観てもらえるのは素晴らしいことだと思います。そして、この『カムイ外伝』は日本を代表する作品だと、僕は思っています。日本の人だけじゃなく、世界中の人たちにも観ていただきたいと思うし、それだけ普遍的なテーマ、メッセージが込められています。日本で40年前に生まれた原作。「なぜ、40年経った今、映画化されるのか」というのには、必ず意味があるからだと思っています。
観ていただいた方が、本当に「意味がある」と思ってくれたら幸せです。
今日は、積極的に楽しんで行ってください。ありがとうございました。
監督 どうもありがとうございました。
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<記念撮影>
東京からの距離「1807km」が書かれたシートを持って、劇場をバックに記念撮影!
「タウン情報おかやま」10月号の入稿日の今日、森田芳光監督のインタビューに行ってきました。
作品は『わたし出すわ』。
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/review/post_644.php
ものすごく好きな監督なので、インタビューでお会いするのは4回目なのに緊張しまくり。
久々のオリジナル作品だから、聞きたいこと…よりも、伝えたいことが先走ってしまいました。
「私は、こう思ったんですが…」という感想に、監督の意図で答えてくれる。これ、映画ファンにはたまらない経験です。
横でインタビューを見ていた竹内プロデューサーは、「目の前で、観客が映画の世界に落ちていくのを見ることができましたよ(笑)」と。
プロデューサーの「僕は、この映画を「平成の『家族ゲーム』にしたかった」という言葉に興奮しました。
その意図を聞いて、さらに興奮。このあたりは、11月号のインタビューを見てくださいませ。
「語り過ぎない映画」の「饒舌な語り」を感じられる映画、少なくなってきました。
この映画は、まさにその一本だなと、今日のインタビューさ再確認。
色あせない映画が、またひとつ増えた幸せを、映画ファンは一緒にかみしめましょう。
先日、平愛梨さんをインタビューしてきました。インタビューしたのはコーノで、私は撮影。
平さんといえば、「20世紀少年」のカンナ役のかわいこちゃん。
「かわいいんだろうねー」と楽しみにしてたら、本っ気でかわいかったです!
っつーか、「今どき、こんなにピュアな人がいるのか!?」とびっくりしました。
コーノの質問に、この上なく一生懸命に答える姿に、私はすっかり親の気分。
撮影担当の私にも、ときどき目線をくれたりもして、そのおっこちそうなくらいデッカイお目目に、おばちゃんドッキドキでした。
撮影現場でも、共演者の方たちにさぞかしかわいがられたんだろうなーと、目に見えるようでした。
もうね、「試写会で、ラスト10分を見せてくれないこと」なんて、どうでもよくなりました。
そんな、私史上最高ピュアな平愛梨さんのインタビューは、ただ今コーノが執筆中。
10月号のSCREENコーナーをお楽しみに!
「USB」という奥秀太郎監督の作品のこと、覚えていらっしゃいますでしょうか。
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/review/usb.php
この作品が、8月29日(土)から「シネマ・クレール丸の内」で1週間上映されます。
「タウン情報おかやま」9月号(8月25日発売)のSCREENコーナーでは、桃井かおりさんをメインにした舞台挨拶の記事が掲載されます。
これも以前、ちょっとブログで書きましたが、私、エキストラで参加させてもらってるんです。
ありがたいことにクレジットに名前まで。
看護師の役で、病院の受付のところでぎこちなく振り向いたりしてます。
それはそれとして、各界から個性的なキャストが集まった一作です。
渡辺一志、桃井かおり、峯田和伸、大森南朋、野田秀樹…かなりレアな顔合わせですよね。
桃井かおりさんは、奥監督とは監督同士としてベルリン映画祭で出会ったそうです。
そのあたりの話は、9月号を読んでみてください。
「いつもと違う映画が観たい」と思われた方は、足を運んでみてください。
「ウルトラミラクルラブストーリー」を観た方は、ぜひ観てほしい。本当にテーマがリンクするんです。
私は多分、「USB」のTシャツを着て観に行っていると思います。
「RACCOS BURGER」さん、「SOFT CREAM SHOP」さん、「PEPPER LAND」さんには、ポスターを貼らせてもらっています。
中村みうが、グラビアを引退するそうです。
なんで、映画ブログでこの話題?と思いますよね。
それは、私が大好きな映画監督・山田広野さんの長編作品「バサラ人間」の主演を、中村みうちゃんが演じているからです。
14歳でグラビアデビューして、18歳で引退。すごいですねー。
今後は、執筆活動をしながら、女優とか歌手の可能性を探る的な発言をしているそう。
彼女の女優としての可能性が花開くかもしれないと思うと、「バサラ人間」は観ておくべきでしょう。
岡山でも上映すればいいのになー。
http://www.vis-a-vis.co.jp/screen/review/post_583.php
死んでしまった、ジョン・ヒューズ。うそだと言って。
私にとっては、青春映画の師。この人なくして、青春映画は語れません!
「すてきな片想い」「ブレックファスト・クラブ」「ときめきサイエンス」「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」「フェリスはある朝突然に」「恋しくて」「結婚の条件」…。
ほぼ持ってます、VHSですが。
あぁぁぁぁぁ、なんという喪失感。何かが終わってしまった気がします。
彼の作品に出てくる役者たちは、すごく魅力的で、一作品観るごとに恋を経験した感覚になったものです。
誰か、誰か、ヒューズの魂を継いでください。
青春映画の灯が消えてしまう…。
山田辰夫さんが、亡くなった。
今、知って、うろたえております。
「狂い咲きサンダーロード」「すかんぴんウォーク」「ヨコハマBJブルース」…。
…早過ぎませんか?
今日は、タワーレコード岡山店さんにちょっとお願いがあってお邪魔。
そのとき買ったのがこの2枚。
そう、みうらじゅん原作・田口トモロヲ監督の映画「色即ぜねれいしょん」のサントラと、タワレコ限定のシングル「どうしようかな」。
サントラの中にも「どうしようかな」も入っているのですが、2枚とも買ってしまいました。
ケースを開けると、サントラのほうはレコード盤のイメージ。シングルのほうは、ソノシートのイメージ。
こういう作りこみが、作品世界に連れていってくれるんですよね。ふふふ。
ダウンロードだけじゃ味わえない。
「色即ぜねれいしょん」、早く岡山での上映が決まらないかなー。
「タウン情報おかやま」8月号が発売!
今月の特集は、「岡山のはやりもん100ネタ」です。
本誌は買って読んでいただくとして。
このタイミングで、スクリーン関連で動画コメントをアップしました。
ひとつは、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督。
http://www.vis-a-vis.co.jp/machi/interview/ultramiracle200907.php
「ジャーマン+雨」では岡山のカフェでトークショーをしてもらいました。
あれからあっという間にメジャーになられて。
でも、ちゃんと「タウン情報おかやま」のためにコメントをいただきました。
どうぞ、見てみてください。
インタビューは、本誌をぎっちり読んでください。
もう1本は、「山形スクリーム」の竹中直人監督。
予告どおり、アップしましたよ。
予告どおり、オ●ラの連発です。
本作のおもしろさが期待できますよ。
http://www.vis-a-vis.co.jp/machi/interview/yscream200907.php
インタビューは、成海璃子ちゃんと一緒に9月号で紹介します。
お楽しみに!