1. WEBタウン情報おかやま
  2. SCREENトップ
  3. 試写会&新作レビュー
  4. 「(500)日のサマー」

試写会&新作レビュー

2010.02.27

「(500)日のサマー」

ずーっと楽しみにしてました、この作品。匂ったんです、これは「ハイ・フィデリティ」に似た匂いがすると。

のっけから、「これは恋物語ではない」と断るところが、もうなんつーか女々しくも愛おしいじゃないですか。

この話、脚本家スコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーの半自伝らしい。

ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる主人公トムは、魅力的にしてやっかいな女の子サマーに恋をする。ズーイー・デシャネルが演じるこのサマーという子が、「愛を信じてない」もんだから、「友だち」と言いながらセックスまでしてしまう。

こりゃ、トムじゃなくても振り回されますよね。でも、好きなもんだからしょうがない。これがまた、2人を結び付けているものが音楽だったり、映画だったり、「自分のことを分かってくれてる」と感じやすいファクターなんですよね。

ここのところに、脚本家の嗜好ががっちり描かれている。ノイスタッターが好きだという名作「卒業」が引用されているのですが、この臆面もない引用の仕方にこそばゆい愛おしさを感じてしまうのです。

男の人って、かわいーなーと。

個人的には「ハイ・フィデリティ」は超えなかったけど、かなり好きな一本でした。

マーク・ウェブの演出も、かわいくておしゃれ。「かわいい」を理解している男の人、いいですよねー。

この記事へのコメント

これはラブストーリーではないで始まる、とってもキュートなラブストーリーです。

時間軸さえ無視して、尻取りのように出来事が進行し、そこここにちりばめられた心憎い演出も相まって、一瞬も目の離せない作品でした。
話が進んで行くなかで、サマーがトム以上に愛を信じ、愛を求めていることに気付き、とってもいとおしく感じました。
ただ実際彼女のような女性との恋愛って考えると…。

いい作品ですね。

posted by だい | 2010年02月28日 00:49

サマーの描き方は、うまかったですね。
私は完全にトムの立場で観てしまったので、「サマーってば…」とは思いながら観てましたが、彼女に共感するところもあったり。
「卒業」を観たときの彼女の反応は、脚本家の希望的記憶、もしくはリアルに近いファンタシーじゃないかと思ってます。ふふふ。
ま、そんな深読みは一切必要ないのですが、この映画自体が、作り手のけじめというか、ターニングポイントにもなってるのかなーと。
共感する人、きっと多いと思いますよ。

posted by おふみ | 2010年02月28日 22:17

コメントの投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

:(スタイル用のHTMLタグが使えます)