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試写会&新作レビュー

2009.07. 3

「カムイ外伝」

業務試写で観てきました「カムイ外伝」。

kamui


感想は、「崔洋一監督、本質で勝負してるなー」って感じです。

誤解を恐れないで言うなら、「全体的にこびてない」ところがかっこいい。

なんていうか、正直、もっとステレオタイプのアクション映画だと思ってました。

かっちょいい音楽をバンバン載せて、アップの映像を多様して…みたいな。

ところがどっこい、音楽はギリギリまでそぎ落としていて、その分「息遣い」や「水中の静けさ」といった「音楽じゃない音」に高揚させられるっていうか。

物語の展開も、「盛り上げていくぜ!」というよりも、シンプルにカムイの「戦いの人生」を見せてくれているという印象。

もちろん、アクションもすごいんですよ。ピュンピュン飛ぶし、くるくる回るし、矢は突き刺さりまくるし、頭から墜落するし。

矢や剣はすごい勢いで飛んでくるし。先端恐怖症の人は、極上のスリルを味わうことができます。

松山ケンイチ、腰の位置を上下させない走り方がうまい!

小雪も戦っているシーンでは、女に見えない瞬間のほうが多かったし。

伊藤英明は、この作品で新たな魅力を開花させている気がします。ラストの…ネタばれになるので言えませんが、「彼のラストのシーン」は見応えあります。

ある意味、彼が演じた不動という男の生き様が、そのシーンに集約されている…と思います。

あと、この話、備中松山が舞台。岡山県人としては方言が気になるところですが、本作の方言は、かなり完成度が高いです。役者さん、すごいなぁと。

公開はまだちょっと先ですが、楽しみにしていてくださいませ。

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