1. WEBタウン情報おかやま
  2. SCREENトップ
  3. 試写会&新作レビュー
  4. 「戦場でワルツを」

試写会&新作レビュー

2009.12.21

「戦場でワルツを」

観ました。アカデミーで「おくりびと」と競ったという「戦場でワルツを」。

レバノン・ベイルートで起こった、パレスチナ難民の大虐殺を描いたアニメーション。

アリ・フォアマン自身の体験を基にしているから、ドキュメンタリーでもある。

この作品の優れているところは、そこらじゅうのレビューで書かれていると思うので、あまり語りませんが、フォアマンが自分の記憶を消化させる手段として「映画に信頼を置いた」ところに私は信頼を置いた。

ちょっと劇中の細かい描写に触れます(まだ観てない人は、ご注意を)。

同じ悪夢を見る友人から「レバノン侵攻の後遺症じゃないか」と、監督が相談を受けるシーンがある。その際、「セラピーとかは受けてみたのか?」と薦める監督に、友人は「映画も効くだろ」と言うのです。

このセリフは、監督から自分自身への言葉なんじゃないかなと。

ある種、激しく私的な作品。でも、訴える力も激しく強い。その語り口は穏やかであっても。

観てみてください。

コメントの投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

:(スタイル用のHTMLタグが使えます)