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試写会&新作レビュー

2010.07. 3

「カケラ」

「女の子が女の子を好きになる」。これって、分からないことじゃない。…と、女子は思うんじゃないでしょうか(公言するかどうかは別にして)。

劇中、「自分に気持ちいい人と一緒にいたい」というセリフがある。

これは、メンタルとフィジカルと両方の意味で。この映画には、その両方の質感が描かれている。

「この子は、自分のがさついた部分を、ふわふわしたもので包んでくれる」。その直感が恋愛に置き換わることは、なんの不思議もない。

ただ、この映画がガールズラブを描いているかというと、そうではない。

シンプルにいうと、タイトルどおり「少女が、自分のカケラを見つけ(ようとす)るプロセス」。

もしかしたら、それは死ぬまで見つからないかもしれない。でも、そのとき「カケラを合わせようとした感触」はリアル。

言葉で書くと理屈っぽくなりますが、この映画、気持ちいいんですよ。こういう切ない気持ちよさは、まさにそのプロセスにいる女子たちに観て感じてほしいなーと。

この手の映画では分かりやすい着地が描かれないけど、それは当然。なにしろ「過渡期」なわけですから。観たあとの「ぼんやり」した感覚こそが、プロセスの始まり。

さて、主演の2人。これが、めちゃくちゃかわいい。このブログでも大注目の満島ひかりと、中村映里子。

ヴィジュアルはもちろんですが、2人でいるところを「もっと見ていたいなー」と思わせる。映画の中の人になっている証拠ですよね。

まぁ、このかわいさのせいで、男性客が多いのもうなづけますが、やっぱり女子に観てほしい! ぜひ!!

posted by おふみ at 1:00 | Comment(2) |      

この記事へのコメント

この映画、おふみさんとと同じ回に観ましたね。正直予告編ほどのインパクトはなかったのですが、それでも悪くなかったですね。まずやっぱり満島ひかる、テレビドラマでは本当に軽い扱いだけど、映画での頑張りは特筆ものです。性別に関係なく、甘さの後に訪れる恋愛の苦みがよく描かれてる作品ですね。年齢的にこの頃感じることのない思いですが、やっぱりきついですよね。それでもやっぱり人は恋するんだよね。安藤モモコ監督次回作期待してます。

posted by だい | 2010年07月03日 22:17

だいさん、劇場でお会いしましたね。
安藤モモコ監督、嫁入り資金をこの作品につぎ込んだとか。
オンナノコの「デリケートにして大胆な瞬間」は、年齢を重ねても共感するものです。
いやはや、ほんと、女子に観てほしい。

posted by おふみ | 2010年07月08日 15:05

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