ついに、ついにスクリーンで観てきました。マイベストムービー。東京の友人がこの作品が38年ぶりにスクリーン上映されることを教えてくれたのが、1カ月くらい前。
これまで、いろんな雑誌で「なぜかDVD化されない傑作」として取り上げられて、それでも本当にDVD化されなかった。だから、「DVD化」を熱望していたのだけど、まさかスクリーンで観られる日がくるとは!
東京だろうとどこだろうと行きますとも。
この映画は、1971年のアメリカ作品で、監督は「チャンス」のハル・アシュビー。主演は、バド・コートとルース・ゴードン。
自殺願望の強い青年と、命を謳歌する老女の「ラブストーリー」。紛れもない、ラブストーリーなんです。
生きることに意味を見出せないハロルドが、80歳を目前にして生きる輝きを増していくモードと出会って変っていく。その過程は、間違いなく「恋愛」。
ハロルドを演じるバド・コートの顔が、すべてを語っています。その顔が、モードをさらに輝かせる。
この映画、テーマは重たいけれど、語り口はどこかちょっとコミカル。そしてその映像は、CGや3Dでは生まれない70年代の空気感に満ちていて。
でも、この映画を深夜のテレビで観たときの私に突き刺さったのは、2人のラブストーリーだったんだなーと、改めて今回確認した。
映画は色褪せない。これも、再確認。
そして、この映画を通じての出会いも。私が書いたこの映画のレビューを読んでメールをくれた人。この人が、今回のスクリーンを上映を教えてくれた人。さらに、彼を通じて映画評論家の大森さわこさんともつながることができた。大森さんがハル・アシュビーにインタビューされたときのことを聞いたり、その当時のこの作品の受け入れられ方を聞いたり…。そんな経験も、この映画の記憶のひとつとして刻まれる。
「映画が人をつなぐ力は、思った以上に強い」。これまで以上に、そう思えるように。今回、同じ会場でこの作品を観たたくさんの人たちが、どんな思いを持って帰っていったのか…。そんなことを考えられるのは、劇場の力だなーと。
岡山では「シネマ・クレール」の浜田館長が「うちでもするかも」と言ってくれています。「かも」が実現したら、ぜひ観に行ってください。
大森さん、上映前にお話できてうれしかったです。
映画は出会いのひとつ。
ヴァーチャルのようで、何より人に近い存在でもあるうるなーと。
岡山でも「映画な出会い」を、生みだせたらいいなぁと思っております!
昔の映画が面白い!!リバイバル上映も、のニュースから、新宿武蔵野館で「ハロルドとモード・少年は虹を渡る」が13日まで上映されると知り、「おぉ~!!」昼間の12chのロードショーで見た時の感動をスクリーンで見られるのか、絶対見に行こうと・・・あの「雨のにおいがする」を大きな画面で・・・
この映画のFANがたくさんいることが分かりちょっとうれしいです。
娘と一緒に見に行こう(^^)v
igumamaさんも、この作品のファンなんですね!
うれしいです!!
「雨の匂い」のシーン、私も大好きです。
あのセリフで、初めて「雨の匂い」を意識するようになりました。
生きているということは、感じ取れるということ。
すばらしい映画ですよね。
こんな作品に連れていってくれるお父さんって、ステキです!
おふみさんへ。「ハロルドとモード」のリバイバル上映は本当にメデタイです。というか、そんな日が21世紀に入ってからやってくるなんて、本当に不思議な気持ちです。映画には確かに人をつなぐ力があると思います。好きな映画の話をしていると、時や場所を超えて、見知らぬ人間同士が、同じ話題を共有できる。それはすごいですよねー。そんな映画の力やおもしろさを私も書くことや話すことを通じて、今後、また、伝えていけたら、と思います。