ご無沙汰でした、ソダーバーグ監督。
しばらくの間、なんだか疎遠になっておりましたが、今回、予告にひかれて鑑賞。
率直な感想は、「男目線で観てしまった自分に、軽くショック」といった感じです。
1時間で2000ドル稼ぐコールガール(劇中では、エスコートガールと呼ばれる)の主人公チェルシー。
演じるのは、現役AV女優のサーシャ・グレイ。このなんとない現実との交錯が、感覚的なエロさを感じませます。
エスコートガールでありながら恋人もキープ。そんな彼女は、映画の冒頭では達観している自分を持った女性に見える。
でも、話の中盤あたりから、男性の口から発せられる「本当の君」という言葉が、うさんくさく聞こえてくる。
案の定、高みに立っていたはずの彼女が「本当の自分」をさらすことに。
このシーンで、女性なら「本当の彼女こそ、愛されるべき」と思うのかもしれない。
なのに、正直「きれいじゃない」と感じてしまった…。これって、問題ですかね。うーん。
特別な「フリ」をするのはよくないのかもなー。それがクセになって、何を見失ったのかも分からなくなるのかも。
…と、鑑賞前には予想もしなかった感想が残ったのでした。
ソダーバーグの「セックスと嘘とビデオテープ」を見直したくなりました。