課題・背景　
福山市は、「子育て世代が将来の展望を描ける環境づくり」、「社会教育・生涯学習の推進」に向けた取組として「子ども未来館構想」を推進しています。子どもたちに先端技術を体験する機会を提供することで、知的好奇心を喚起し、未来に向けて挑戦する心を育むきっかけになること、また、（仮称）子ども未来館整備への機運醸成を図るとともに当該施設で実施する事業の検討を行うことを目的に事業を実施しました。

2023年11月23日にエフピコアリーナ福山にて「備後こども未来フェスタ」を開催。デジタル・サイエンス・ものづくり・木育の4つのカテゴリの体験コンテンツを会場内に展開し、来場者に楽しく体験いただきました。過去に開催された際の課題を元に、混雑状況緩和のためにDXプラットフォーム「プラチナパーク」を導入し、予約システムの実装および独自提案の「スタンプラリー」を実施しました。

過去に開催された際の来場人数を上回り延べ1,905名の方に来場いただきました。コロナウイルスの規制がない中で、当日の運営、誘導などを心配される声もありましたが、大きなトラブルや事故もなく運営ができました。また来場アンケートも約300件獲得ができ、今後の事業検討にも役立てる結果となったと考えます。